全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5大会は9月14日(土)、岡山県の岡山国際サーキットで第13戦/第14戦の公式予選が行われ、小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が第13戦、第14戦ともポールポジションを獲得した。
第1大会のもてぎが最終大会となっていることから、シーズン後半戦の幕開けとなった岡山での第5大会。走行は9月12日(木)の15時からスタートしたが、コースオープン直後から激しい雷雨に見舞われ、その後再開したもののウエットでの走行に。2日目となった9月13日(金)は晴天となり酷暑のなかで2回の専有走行が行われたが、小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が2セッションともトップタイム。B-MAX RACING TEAM勢が速さをみせてきた。
迎えた9月14日は、10時10分から第13戦/第14戦の公式予選がスタートした。今回はTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第5戦やロードスター・パーティレースⅢ、WAKO'Sスーパーカートといった併催レースがあるが、前日からスーパーフォーミュラ・ライツ参戦ドライバーたちが口にしていたのはコンディションの変化。これにいかに対応するかに注目が集まった。
10時10分からの第13戦の予選は薄曇りのなか始まったが、各車とも3~5周目にアタックラップを展開。小出がまずは3周目に1分22秒992を記録すると、4周目には1分22秒005までタイムアップ。これにケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が続きB-MAX RACING TEAM勢がワン・ツーを占めた。
10分間のインターバルを経て迎えた第14戦の公式予選は、マスタークラスの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が先陣を切ってコースイン。その他の車両は、2分ほどピットにステイしてからコースインした。
まず3周目に1分22秒500を記録したのは小出で、さらに1分22秒214、1分22秒122とタイムを刻み、第13戦よりもコンディションが悪かった影響かさらなるタイムアップはならなかったものの、2戦連続でのポールポジションを獲得。2番手はフレデリックで、B-MAX RACING TEAM勢が2戦連続でフロントロウを占めた。