不倫を一度ならず何度も繰り返す人たちがいる。投稿を寄せた60代女性が不倫に走ったきっかけを次のように打ち明けた。
「夫とは2人目が産まれてからレス。もともと淡白で、一度中折れで中断してから……」
とは生々しい。そんな頃に同窓会で元同級生と再会したのだった。(文:天音琴葉)
「みなぎる若さをこの歳で再び味わった」
女性が「セカンド・ラブ」と呼ぶ最初の不倫は、同窓会で元同級生に再会したことから始まった。
アプローチしてきたのはシングルファザーである相手のほうだった。「昔から好きだった」と告白され、LINEをやりとりするようになった。そして漫喫喫茶の半個室の部屋で、「いきなりのキス」をされて不倫関係に……。「タイプじゃない」という女性だが結局1年半、この男性と関係を続けたのだった。別れたあと、女性はさらなる不倫沼にハマっていってしまうのだった。
「2人目はラーメン屋で隣の席にいた19歳社会人。みなぎる若さをこの歳で再び味わった」
女性とはかなりの年齢差があった様子。この若者とは「セフレ的な会い方」をしていたが、「5回目で足を洗った」とのことだ。
3人目はまた同窓会で再会した元同級生で、今回は「親友の元カレ」でもあった。ところが関係を持って1か月で急に連絡が取れなくなり、終了したそう。どうやら、奥さんにバレて携帯を没収されたようだ。
4人目は34歳のシングルファザーだった。二人の関係を女性はこう回想した。
「50歳になった私との年の差は16。男盛りと最後の女盛り。経験豊かな50に溺れる34。(中略)初めての不倫は絶対燃えるに決まっている、相手がタイプじゃなかろうが二人だけの秘密が楽しいから……」
50代だった当時の心境を「まだまだ女を実感したい」と率直に打ち明けた女性。そのため自分より若い相手に合わせ若作りをしていたものの、次第に「メンテナンスに疲れてくるものだ」と衰えを感じるようになっていった。
「結局、元の鞘に収まる。不倫はバレずにするものだと思う」
と持論を述べた女性だが、不倫している当人はバレていないと思っていても、一つ屋根の下で暮らしている家族は気づいているものだ。
夫婦関係がレスになるのは確かに難しい問題だが、自身や相手の家族を傷つける不倫は、どんな理由があるにしてもやめたほうがいい。どうしても夫婦で解決できない場合には離婚して、そのあと別の相手を探すのがフェアだろう。