10月18日に公開される実写映画「ボルテスV レガシー」の吹き替えキャストが発表された。
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1977年から1978年に放送されたTVアニメ「超電磁マシーン ボルテスV(ファイブ)」の実写版として上映される「ボルテスV レガシー」。主人公であり、ボルトマシン1号機パイロットのスティーヴ・アームストロングは小林千晃が演じる。またスティーヴとともに戦うボルテス・チームからは、2号機パイロットのマーク・ゴードンを金城大和、3号機パイロットのビッグ・バート・アームストロングを花倉桔道、4号機パイロットのリトル・ジョン・アームストロングを小市眞琴、5号機パイロットのジェイミー・ロビンソンを中島愛が担当。
また敵であるボアザン帝国地球征服軍司令官であり、ボアザン帝国の皇族でもあるプリンス・ザルドスは諏訪部順一が演じる。諏訪部は「ボルテスV レガシー」についての発表があった際、本作にザルドスという名で登場するプリンス・ハイネルを演じたいとSNSに投稿したことが今回の配役につながった。さらに原作アニメでも行われている“ある仕掛け”を「ボルテスV レガシー」では諏訪部が務めている。そのほかザルドスとともに地球征服を企むボアザン星の兵器開発担当・ザンドラは飯田里穂、戦略担当のドラコは樋山雄作、2人目の兵器開発担当者・ズールは越後屋コースケが担当した。今回出演が発表された吹き替えキャスト9人からはコメントが寄せられている。
さらに本日9月12日に公開された「吹替版“超電磁”予告」は、諏訪部演じるプリンス・ザルドスの「地球への侵略を開始せよ」というセリフからスタート。ボルテスVの合体シーンや戦闘シーンでの必殺技など、スティーヴを演じる小林の叫びが印象的な予告に仕上げられた。
加えて本日より2種類の前売券を販売。0時より販売されているオンラインのムビチケ前売券は、購入者にオリジナルの「レッツ・ボルトイン!スマホ壁紙」が特典として付与される。正午に発売となるエンタメプリントは、撮り下ろし写真を使用した5種類のブロマイドに、映画前売券が付属するアイテム。全5種の絵柄はランダムで進呈され、そのうち1種はシークレットとなっている。
■ 小林千晃(スティーヴ・アームストロング役)コメント
原作のアニメは、映像の演出もですが、大先輩である声優の皆さんの演技も個性的で、まさに登場人物たちが「生きている」と思わせられる表現でした。実写版には原作リスペクトを感じる演出を随所に発見でき、普段から日本のアニメ業界に身を置く身として、遠い海の向こうでも愛していただけていることに誇りを感じました。
作品は、家族愛を丁寧に描かれていたため、凄く感情移入しやすかったです。アニメで使用されていた掛け声や必殺技が登場した際にはとてもテンションが上がりましたね(笑)スティーヴは一家の長男としてしっかりしつつも、十代の青年らしい無鉄砲さも意識して臨みました。必殺技のシーンではアニメ版とフィリピン版のイントネーションとのバランス感を大切に演じさせていただきました。
これまでボルテスVを応援してくださっている方はもちろん、これを機に初めて触れるという方も楽しめる作品になっているかと思いますので、是非ご覧いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします!レッツ・ボルトイン!
■ 金城大和(マーク・ゴードン役)コメント
今回出演のお話をいただいてアニメを観たのですが、アニメならではのキャラクターの素晴らしさ、それをしっかり確立させるバックボーンなど、綿密に人間(生命体)を描いているので、すぐにのめり込みました。実写版は、フィリピンの皆様の愛とリスペクトを深く感じます (ひしひしと感じる) 。「ボルテスV」のVはファイブと読みますが、「ボルテス ラブ」と読んでも良いんじゃないかと。
青の戦士となり地球を守る。経験なのか直感なのか分かりませんが、何故か僕には出来る気がします!フィリピンの皆様の大きすぎる愛を全員で受け止め、さらに日本語吹替チームの愛も足してお届けいたします。レッツ・ボルトイン!
■ 花倉桔道(ビッグ・バート・アームストロング役)コメント
ビッグ・バートはアームストロング3兄弟の次男という事で、しっかりした面もありながら純粋で真っ直ぐな少年らしさも持っているキャラクターだと思います。マット・ロザノさんが演じたビッグ・バートも魅力的なキャラクターでしたので、自分もボルテスV愛をもって魅力的なキャラクターとなるよう演じさせて頂きました。
全国のボルテスVファン、ロボットファンの皆様!きっと大きな期待も持ちながら、どこか不安も抱えていらっしゃることかと思います。僕も観るまでは同じ気持ちでおりました。ですが、ご安心下さい。フィリピンの大きすぎる本物の愛で映像化されたこの作品は、とても素晴らしいものになっています!ぜひ劇場のスクリーンでご覧下さい!
■ 小市眞琴(リトル・ジョン・アームストロング役)コメント
以前、アニメのイベントでフィリピンに行った際、すごい熱量の応援を直に浴びて、とても感動したのを鮮明に覚えています。その出来事もあって、今回フィリピンでの制作と聞いた時はとても嬉しかったですし、映像を拝見した際に伝わってきた“愛と熱量”は、まさにその時に感じたものと同じでした。その熱量に負けないように頑張らねばと思いました。
もともとボルテスVが好きな方はもちろん、初めて見る方も楽しんで頂けるストーリーです。アームストロング家のシーンが個人的にとても楽しかったので、ご覧になった際は注目して頂けたらと思います!ぜひ劇場に足を運んで頂けたら嬉しいです!
■ 中島愛(ジェイミー・ロビンソン役)コメント
私の母はフィリピン人で、子供の頃に「ボルテスV」をみんな夢中になって観ていた、とよく話してくれていました。日本とフィリピンをルーツに持つ私にとって、それぞれの国がこんなに素敵なかたちで繋がっていることがとても嬉しいですし、携わることができて幸せです。ジェイミーはきびしい戦いの中でも、冷静さを忘れずにみんなを励ます性格なので、強い芯がありつつ温かみも感じられることを大事に演じました。ひとつひとつの台詞が胸に刺さり、台本を読んだ段階で涙が。そしてアフレコ現場でも静かに涙してしまいました。
アニメへの最大限のリスペクトと愛情が詰まっていて、胸を打たれる作品になっています。物語も映像もとにかく美しいので、ぜひ劇場の大スクリーンで堪能してください!
■ 諏訪部順一(プリンス・ザルドス役)コメント
原作となる「超電磁マシーン ボルテスV」は、本放送時にリアルタイムで視聴していた世代です。5体のマシーンが合体し巨大ロボに!今でも胸が熱くなります。DNAレベルで刻み込まれている感じですね。そして、そのストーリーもあって、フィリピンで人気を博していたことも以前から存じ上げていました。さらに、その熱をもって実写作品が製作されるというニュースも早くから耳に。SNSで「ハイネル(ザルドス)の吹替を演りたい!」的なことを投稿していたのですが、まさか御縁があるとは……。出演が決まった時は本当にうれしかったです。演じるにあたって、スティーヴたちとのバランスや諸々を鑑み、自分が想定していたよりもかなり若めに演じました。うまく作品に馴染めているとよいのですが(笑)。作り手の情熱やこだわりがひしひしと伝わってくる本作。より多くのみなさんにごらんいただけますと幸いです。よろしくお願いします!
■ 飯田里穂(ザンドラ役)コメント
始まりから終わりまで展開が読めなくて、さらに驚く展開があったところで台本チェックの最中に思わず涙を流してしまいました。それくらい作品にのめり込んでしまいました。悪の組織の紅一点というずっと挑戦してみたかった役どころでした。常にザルドスに対する忠誠心を忘れずに、そしてザンドラとしての知的であり素敵な女性の魅力を出せるように意識しました。
日本の歴史あるアニメがフィリピンで本気の実写化という特別な作品。それに吹替を本気でさせていただきました。色々な方の本気が詰まってます。長年作品のファンの皆様はもちろん、初めての方でもこの映画「ボルテスV レガシー」からご覧いただけたら魅力にハマってしまうこと間違いなし!ぜひ何度でもご覧ください。
■ 樋山雄作(ドラコ役)コメント
台本を読んで作品に宿る真っ直ぐなメッセージを、しっかりと伝えてくれているので、原作のファンの方も納得して楽しんでいただける作品になっているのではないかと感じました。アフレコでは、原作アニメのキャラクターイメージを損なわず、また吹き替えということで、実写版でドラコを演じている役者の方のお芝居や物語の世界観を汲み取った上で、そこに自分だったらこうするという部分を追加しています。
なぜ「ボルテスV」が異国の地であるフィリピンで大人気なのか、その理由をこの「ボルテスV レガシー」という作品を通してフィリピンの方達の熱い思いと大きな愛を皆さんに実感して欲しいです。是非劇場で御覧ください!
■ 越後屋コースケ(ズール役)コメント
日本のアニメがフィリピンで実写化!!
それだけ愛のある方達が、愛の詰まったボルテスV、凄いクオリティになるのは間違いなし!!沢山の方にこの想いが伝わるのではないかと、ひしひしと感じております。きっとフィリピン人の義理の母が知ったら現地に住んでいるその両親達にもある意味親孝行ができるかも、喜んでくれるかも!と嬉しくなりました。そしてボルテスVを楽しみに待ってくれている方に早く届けたいなと感じました!
ボルテスVを楽しみにしてくださってる皆様、劇場の大きなスクリーンでの合体シーン!
これはかなり胸熱だと思います!!あー!!乗りたい!!少しでも多くの方に届いて楽しんでいただけるよう心から願っております。
■ 「ボルテスV レガシー」
2024年10月18日(金)公開
監督:マーク A. レイエス V
脚本:スゼッテ・ドクトレーロ
シニア・エグゼクティブ・プロデューサー:ヘレン・ローズ・セセ、ラーソン・チャン
エクゼクティブ・プロデューサー:ダーリング・プリドトレス、ティージェイ・デル・ロザリオ、白倉伸一郎
キャスト:ミゲル・タンフェリックス、ラドソン・フローレス、マット・ロザノ、ラファエル・ランディコ、イザベル・オルテガ、マーティン・デル・ロザリオ、リーゼル・ロペス、カルロ・ゴンザレス、エピ・クウィゾン、アルバート・マルティネス、ガビー・エイゲンマン、デニス・トリロ、カーラ・アベラナ
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