ドラマ『ビリオン×スクール』(フジテレビ系/9月13日最終話)の主役・加賀美零役の山田涼介(Hey! Say! JUMP)と、芹沢一花役の木南晴夏が涙のオールアップを迎え、それぞれコメントを寄せた。
【写真】山田涼介&木南晴夏、生徒たちに囲まれクランクアップ!
本作は、日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”の主人公が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも生徒とともに成長していく姿を描く学園コメディー。
この度、山田と木南晴夏がそろってオールアップを迎えた。それまで約3ヵ月以上の撮影期間をともにしてきたキャスト、スタッフ陣は、撮影最終日となったこの日も抜群のチームワークで順調に撮影を進めていた。カメラが回ると真剣な表情で演技に集中する一同だったが、カットがかかると山田を中心に和やかな雰囲気に。この日は、ゼロ組の生徒たちにとって大事なシーンの撮影となったが、彼らの熱量はこの日も高まる一方でとどまるところを知らない。そして、その様子を山田と木南が本当の先生のように温かい目で見守っていた。
そして、ゼロ組の教室でのシーン撮影を終えた後、スタッフから「芹沢一花役の木南晴夏さんオールアップです!」という掛け声が飛び、木南は瑠東東一郎監督から花束を受け取り、生徒を代表して梅野ひめ香役の上坂樹里からサプライズでアルバムのプレゼントも渡された。それを見た木南は「これは今見たら泣いてしまうやつだ~(笑)。家でゆっくり読ませていただきます」と早くも目を潤ませる。涙を流しながら、「1話を撮影していた頃と比べるとゼロ組のみんなが全く別人になっていて、毎日どんどん熱量が上がっていくのを間近で見ることができて本当にみんながかっこよかったし、うらやましかったです」と、ゼロ組の生徒たちへ言葉を送った。
続いて「我らが加賀美零役の山田涼介さんオールアップです!」というスタッフからの掛け声で、山田も瑠東監督から花束、西谷翔役の水沢林太郎からアルバムを受け取った。山田は「みんなのおかげで僕は先生になれました。ありがとう。そして、加賀美零になれたのは木南さんが演じる芹沢がそばにいてくれたからだと思っています。木南さんが演じる芹沢じゃなかったら、僕はこの加賀美にはなれていなかったと思います。本当にありがとうございました」と感無量の面持ちで語る。
さらに、目に涙を浮かべ時折言葉を詰まらせつつも「僕にとってもみんなの存在がすごく大切で大好きですし、スタッフの皆さんのことも大好きですし、かけがえのない3ヵ月になったなと思っています。多分、みんなの成長を世界で一番僕と木南さんが楽しみにしているので、加賀美風に言うと、“俺はずっとここにいるからお前らはこの階段を駆け上がってこい!”。みんな本当によく頑張りました! スタッフの皆さんも本当に暑い中お疲れさまでした! ありがとうございました!」と、まさに“先生”のように語りかけた。キャスト、スタッフから慕われ、頼られる座長らしいあいさつで本作の撮影を締めくくり、現場を終始温かい空気に包んだ。
完璧な容姿、完璧な頭脳、完璧な経営手腕を持つ加賀美。そんな完璧な加賀美は現代の子どもたちが抱える問題をギュッっと凝縮したようなクラスにどう立ち向かうのか。そして、生徒たちは加賀美から何を学ぶのか。加賀美と生徒たちの予測不可能な化学反応に思わず笑って泣けて感動する本作の最終話に注目が集まる。
ドラマ『ビリオン×スクール』最終回は、フジテレビ系にて9月13日21時放送。
※山田涼介、木南晴夏のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■山田涼介(加賀美零役)
本当に暑い中、生徒のみんなもスタッフの皆さんも本当にお疲れさまでした! 初めてこの教壇に立ったときに、初めての先生役ということで自分も正直緊張していて。だけど、みんなの顔を見たときに、みんなが自分よりもっと緊張しているなというのが伝わってきて、初めてそこで先生としての自覚が湧きました。
最初は目を合わせてもすぐに外したりと緊張しているのがここ(教壇)から見えていたのですが、話を重ねるにつれゼロ組のみんながどんどん成長していって、仲がどんどん深まっていくのを見て、すごくうれしかったし、この『ビリオン×スクール』というドラマを経て、何か心に残るものがあるといいなって思いながら3ヵ月間みんなの先生をしてきました。
でも、今日のみんなの顔を見て、それは確信に変わりました。それぞれがちゃんと3ヵ月間学ぶことがあって、響くものがあって、届いたものがあるんだろうなっていうふうに思っています。みんなのおかげで僕は先生になれました。ありがとう。そして、加賀美零になれたのは木南さんが演じる芹沢がそばにいてくれたからだと思っています。木南さんが演じる芹沢じゃなかったら、僕はこの加賀美にはなれていなかったと思います。本当にありがとうございました。
そして、瑠東監督が常に教師陣にも生徒陣にも情熱を持って現場にいてくれたから前を向いて加賀美としてこの3ヵ月生きることができました。僕にとってもみんなの存在がすごく大切で大好きですし、スタッフの皆さんのことも大好きですし、かけがえのない3ヵ月になったなと思っています。多分、みんなの成長を世界で一番僕と木南さんが楽しみにしているので、加賀美風に言うと、“俺はずっとここにいるからお前らはこの階段を駆け上がってこい!”。みんな本当によく頑張りました! スタッフの皆さんも本当に暑い中お疲れさまでした! ありがとうございました!
■木南晴夏(芹沢一花役)
皆さん本当にお疲れさまでした! 1話を撮影していた頃と比べるとゼロ組のみんなが全く別人になっていて、毎日どんどん熱量が上がっていくのを間近で見ることができて本当にみんながかっこよかったし、うらやましかったです。10代、20代でこんなにすてきなドラマに出会えたことはみんなの宝になると思います。こんなにいい仲間にも出会えたしね!
今回このドラマで加賀美先生にもらったたくさんの言葉を胸に、人生どん底だなと感じたときやしんどいときにその加賀美先生の言葉を思い出して、絶対に自分を傷つけないでください。自分を大事に生きてください。ありがとうございました!