自己中心的な人と結婚すると、後悔どころではすまなくなることも。「結婚を後悔している人」をテーマに投稿を募集したところ、首都圏の30代女性が、かつての夫から受けてきた理不尽な仕打ちについて語ってくれた。(文:國伊レン)
「子供に関することはほぼ私に押し付けて自分は家でゲームばかり」
「ゲーミングPCを2台も買って、3LDKのうち二部屋は夫の趣味の物でいっぱい」
「今も元夫に似た風貌の男を見かけると母子揃ってフリーズしてしまう」
夫の家庭内での態度は、尊大そのものだった。育児に協力もせずゲームに散財していたようだが、女性は110円の果物を買っただけで「別の店なら100円だろ」と詰められた。それを皮切りに
「日頃の生活態度、家事、生育環境まで一通り罵られ、泣いて謝るまでそれが終わらない日々」
という惨状だった。ゲーミングPCは安くて8万、高いと30万円程が相場である。妻に10円の節約を強要できる立場ではないが、どうやら家計は元夫が掌握していたようで、女性は「家計も見せてもらえず、保険も入らせてもらえない」という生活を強いられていた。
そんなある日、あまりの怒鳴り声を危険視した近隣住民からの通報によって、元夫の蛮行が明るみに出た。それがきっかけとなり、女性とその子どもはDV相談機関によって保護されたという。
「子どもは突然の保護生活で幼稚園に通うことができなくなり、卒園式もできないまま知らない土地の小学校へ突然進学となり、私はPTSD(心的外傷後ストレス障害)で外出ができなくなった。今も元夫に似た風貌の男を見かけると母子揃ってフリーズしてしまう。過呼吸を起こすこともある」
このような夫と家族で居続けられるはずもなく、離婚を決断した女性。先日「三回目の離婚調停」を済ませてきたそうだが
「元夫は相変わらず財産の証明になる書類を揃えてこないし、親権を『譲ってやる』のだから『面会交流させろ』と強気に出ているし、私の過去の『悪行』を裁判所に主張していて、何の被害か知らないが被害届も出すつもりだそうで、私に処罰を望んでいるらしい」
反省の色が無いどころか、この後に及んで「お前が悪い」と言わんばかりの態度。女性が一日も早く心穏やかに過ごせる日が来ることを願うばかりだ。
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