上司に対して「許せない」と怒る人は結構いるが、部下に強い恨みを抱くことはあまりないかもしれない。だが、東京都の50代前半の男性(事務・管理/年収1300万円)は、部下に対し「許せない」と憤っている。
「転職して配属された部署で入社当初からイジメに遭いました。別業界から転職してきた上司が気に食わなかったのだと思いますが、無視、情報遮断、流言飛語をまき散らされました」
部下は不満だからと言って上司を虐めていい理由にはならないだろう。(文:天音琴葉)
「同僚と一緒に都内へ出張したい」と言ってきたが実は……
30代半ばまでに転職する人が多い理由の一つに、管理職の転職は一般職に比べて難易度が高いことが挙げられる。転職先で即戦力を発揮しないと部下に認めてもらえないといった理由があるようだ。この男性の場合は異業種からの転職とあって、滑り出しはなかなか厳しい状況だったのだろう。ほかにこんなこともあったようだ。
「コロナ渦で不要不急の出張が制限されている最中に同僚と一緒に都内へ出張したいとの申告があったため、目的を聞くと取引先訪問(実は懇親会)であったため1名のみ許可したところ、不貞腐れて10日間も無断欠勤されました」
10日も休まれたら仕事が回らなくなる。しかも無断欠勤の日数が、一般的に解雇される可能性があるとされる2週間をぎりぎり下回っているところが、いやらしい。現在も虐めが続いているなら、男性は自身の上司に相談したほうがいいだろう。
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