常識どころかデリカシーのかけらもない友人とは付き合えない。山形県在住の40代女性は「今現在どこでどうしているのか定かではない」と前置きした上で、自身が絶縁を宣言した友人について語った。
「とにかく他人の幸せが気に入らないらしく、何かにつけて共通の友人達の悪口を吹き込んでくる」
こうした友人の言動に辟易していたという女性。その発端は「二十年以上前の高校受験」にあると語った。(文:湊真智人)
「ああこいつ人から搾取してナンボだと思ってんだな、もう無理だな」
友人がひがみっぽくなった原因について、女性はこう考えている。
「私は進学校に受かったのだがその子は底辺校に入った事で未だに恨まれているのだと思う」
身勝手な恨みを抱いていたらしい友人は、「何かにつけてはこちらの事情も考えずに鬼電」をかけてきたという。女性が「彼氏と過ごしている時」や「仕事の繁忙期の残業中」にも電話が鳴ることがあったようで、迷惑極まりない話である。
友人の暴走エピソードはこれで終わりではなかった。さかのぼること大学在学中、友人から突然電話を受けたという女性。電話口で友人が発したセリフは、
「高校の時の制服を売って!あなたのなら相場以上の値段で売れるから!」
と何とも気味の悪いものであった。もはや恨みによるとも思えない、タガが外れた状態のようだ。これを聞いた女性は、
「ああこいつ人から搾取してナンボだと思ってんだな、もう無理だな」
と心底失望した様子で、別の友人の結婚を機に、こう絶縁を宣言したということだ。
「お前は人の幸せを素直に喜べない心の貧しい女だ、もう金輪際誰とも関わるな、独りで勝手に生きろ!!」
ここまで厳しく言うからには、共通の友人の結婚について、またもひがみっぽい悪口を吐いていたのだろう。女性はもうその友人と「会う気はない」と断言している。