トップへ

サンヨーコートが「ポール・スチュアート」と初コラボ、ヴィンテージ要素を組み込んだコート4型発売

2024年09月11日 16:51  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
 三陽商会が展開する「サンヨーコート(SANYOCOAT)」が、「ポール・スチュアート(Paul Stuart)」と初めてコラボレーションしたコートを10月1日に発売する。サンヨーコート6店舗、ポール・スチュアート5店舗、一部百貨店・商業施設における期間限定店舗、三陽商会公式オンラインストア「サンヨー オンラインストア(SANYO ONLINE STORE)」で取り扱う。なお、サンヨー オンラインストアでは9月11日から先行予約販売を行っている。

 同コラボのデザインは、サンヨーコートのクリエイティブディレクター 坂田真彦と、ポール・スチュアートの日本におけるクリエイティブディレクターを務める鴨志田康人が担当。坂田は自身が所有するヴィンテージコートから、鴨志田はフレンチスタイルからインスピレーションを受け、坂田が得意とするヴィンテージ特有の魅力、世界で活躍する鴨志田ならではのワールドワイドな価値観から生まれたアイデアを、サンヨーコートの高度な技術力で具現化したという。
 アイテムは、「Master Shield Trench Coat」(22万円)、「Master Shield Riding Coat」(20万9000円)、「Tweed Riding Coat」(36万3000円)、「Tweed Trench Coat」(36万3000円)の計4型を展開。Master Shield Trench Coatは、サンヨーコートのアイコンである「100年コート」の最上位モデル「100年コート 極KIWAMI」をベースに、表地には英国空軍由来の超高密度織りはっ水コットン「マスターシールド」を配し、ベルトのDリングやエポーレットなどのディテールでミリタリーテイストを演出した。Master Shield Riding Coatは、1960年代に英国の騎兵隊が着用していたという乗馬用コートをインスピレーション源に、表地にマスターシールドを使用しヴィンテージの様な佇まいを表現したライディングコート。ミリタリー由来のヘビーウェイト生地を使いながらも、設計上の工夫や手縫いを駆使した仕立てにより、襟から肩にかけて丸く柔らかな表情に仕上げたという。
 Tweed Riding Coatは、スコットランドの老舗織物メーカー ラバットミル社のツイード生地「エトリック」で仕立てたライディングコート。エトリックは、現地では主にハンティングウェアに使われる自然の風景や色柄が織り込まれた生地で、目付け640gという既製品では珍しいほどのヘビーウェイトとなっている。また、ブライドルレザーで巻いたバックルやサテンとフランネルを切り替えた裏地なども配し、嗜好品としての存在感をプラスした。Tweed Trench Coatは、100年コート 極KIWAMIを、ラバットミル社の名作ツイード「カークトン」でアレンジしたトレンチコート。目付け500gとかなりの重量だが、そのクラシックな風合いを現代の装いで楽しめるよう、袖を通すとそれほど重さは感じさせないサンヨーコートの独自設計で仕上げた。Master Shield Trench Coatはベージュ、Master Shield Riding Coatはネイビー、Tweed Riding Coatはグリーン、Tweed Trench Coatはベージュのそれぞれ1色展開で、サイズはMとLの2サイズを用意する。

◼サンヨーコート展開6店舗SANYO ESSENTIALS 日本橋髙島屋S.C. 店 新館3階、SANYO ESSENTIALS 大丸東京店 6階、SANYO ESSENTIALS ジェイアール名古屋タカシマヤ店 6階、SANYO ESSENTIALS 阪神梅田本店 3階、三陽山長 東京ミッドタウン日比谷店 2階、三陽山長 粋 東京ミッドタウン八重洲店 1階 ◼ポール・スチュアート展開5店舗ポール・スチュアート 青山本店、ポール・スチュアート東武百貨店池袋本店 中央館5階、ポール・スチュアート阪急メンズ大阪 メンズ館4階、ポール・スチュアート松坂屋名古屋店 北館3階、ポール・スチュアート岩田屋本店 本館5階 ◼サンヨー オンラインストア