Text by CINRA編集部
白石和彌監督の映画『十一人の賊軍』の最新映像、新ビジュアルが到着した。
『日本侠客伝』シリーズや『仁義なき戦い』シリーズを手がけた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆したプロットを映画化した『十一人の賊軍』。戊辰戦争の最中、新発田藩で繰り広げられた事件・奥羽越列藩同盟軍=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた罪⼈たちが「決死隊」として砦を守る姿を描く。主演は山田孝之と仲野太賀。
最新映像は、仲野太賀演じる鷲尾兵士郎の素振りで、東映のロゴマークを一刀両断するところからスタート。阿部サダヲ演じる新発田藩城代家老・溝口内匠が新発田を守るため鷲尾に相談を持ち掛ける場面や、山田孝之演じる政ら賊たちと新政府軍の戦い、玉木宏演じる参謀・山縣狂介の姿が映し出されている。
新ビジュアルは、賊軍として戦場を駆け回る政、鷲尾と、賊を利用し新発田藩の安寧を画策する溝口内匠、戊辰戦争勝利のため邁進する新政府軍を率いる山縣狂介の姿を捉えたもの。
同作は11月1日に公開。Dolby Cinema®︎での上映も発表された。配給は東映。