吉川静子＆ヨゼフ・ミューラー＝ブロックマンの初の大規模回顧展　大阪中之島美術館で開催

　大阪中之島美術館が、展覧会「Space In-Between：吉川静子とヨゼフ・ミューラー＝ブロックマン」を開催する。会期は12月21日から2025年3月2日まで。

　同展は、日本とスイスの国交樹立160周年を記念して企画。スイスを拠点に活動した日本人アーティストの吉川静子とスイス人グラフィックデザイナーのヨゼフ・ミューラー＝ブロックマン（Josef Müller-Brockmann）夫婦の初めての大規模回顧展となる。
　2人は、チューリッヒを拠点として芸術活動や教育活動に従事した芸術家。吉川は、1960～70年代に抽象絵画と彫刻により女性芸術家として注目される。ブロックマンは、洗練されたタイポグラフィーと「グリッドシステム」によるグラフィックデザインで、1950年代以降スイスを代表するデザイナーとして国際的に知られるようになった。
　今回の展覧会は一般財団法人 安藤忠雄文化財団が助成。会場では、吉川の芸術性、ブロックマンの構成的デザインを表現した作品を展示し、分野を超えた2人の活動を紹介する。

■「Space In-Between：吉川静子とヨゼフ・ミューラー＝ブロックマン」会期：2024年12月21日（土）～2025年3月2日（日）住所：大阪府大阪市北区中之島4-3-1開館時間：10:00～17:00  主催：大阪中之島美術館後援：在日スイス大使館助成：一般財団法人 安藤忠雄文化財団展覧会公式サイト