ドラマ『踊る大捜査線』、映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』など、社会現象を巻き起こした「踊る」シリーズの最新映画2部作『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』より、最新予告、本ポスター、大型バナービジュアルが解禁。松下洸平らの出演も明らかとなった。
【動画】松下洸平が警視庁捜査一課の桜章太郎役で登場! 映画『室井慎次』2部作最新予告&特報
1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした「踊る」シリーズ。翌1998年に『踊る大捜査線 THE MOVIE』が公開されると、興行収入100億円超えの超大ヒットを記録。2003年公開の映画第2弾『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、興行収入173.5億円を記録し、20年以上経った今もなお、邦画実写記録の圧倒的頂点に君臨。これまでに公開した映画シリーズ6本の累計興行収入は、487億円、累計動員数3598万人を超えている。
1997年3月18日のドラマ最終話放送での「あんたは上にいろ。俺には俺の仕事がある。あんたにはあんたの仕事がある」という“青島と室井の約束”。その約束から27年の時を経て、3月18日に「踊るプロジェクト」再始動が発表された。
このたび、最新予告が解禁となり、新キャストも明らかに。
青島との約束から27年。警察を辞めた室井慎次(柳葉敏郎)はもう、事件を追わず、「事件の被害者家族・加害者家族を支援したい」という想いで、少年たちと穏やかに暮らしていた。だがその想いとは裏腹に、事件が彼を追いかける―。
死体の第一発見者となった室井慎次。「捜査の基本は第一発見者を疑え」と言い放つ、室井の盟友・新城賢太郎(筧利夫)。女性初の管理官で、新城や室井とともに警察庁組織改革審議委員にも任命された沖田仁美(真矢ミキ)。昔、湾岸署の玄関で立ち番をしていた緒方薫(甲本雅裕)。いつの日か、室井ときりたんぽ鍋を突っつくことを約束した森下孝治(遠山俊也)。懐かしの顔ぶれが大集結し、事件が動き出す―。
そして、新たに登場する警視庁捜査一課の桜章太郎(松下洸平)。捜査に協力してもらおうと室井に詰め寄る、まっすぐで熱い人物だ。「すぐに熱くなりますよ」「捜査に協力してください」「これは室井さんの事件でもある」。血が騒ぐ発言が飛び交う中、室井慎次は規制線が張られた現場に入っていく―。
映像の最後には、泥まみれの洋ナシと「レインボーブリッジを封鎖した事件です」という意味深な発言が。『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』で起こった、「踊る」シリーズを代表する象徴的な事件が、本作にどのように関わってくるのか…?
室井慎次の眉間のシワにフォーカスされていた前回のポスタービジュアルに続き、今回の最新ポスタービジュアルは、室井慎次の“目”を解禁。
「その目が見つめるのは、もう事件だけではない」―長い警察キャリアで蓄積した経験と苦悩、歴史の深さを感じさせる眉間の下で、どこか感傷的な、それでいて真っすぐな視線で見つめるものとは…。警察を辞めて故郷で暮らす室井慎次の、穏やかながら秘める熱い想い。室井慎次の“目”が語る、情趣あるビジュアルとなっている。
また、これまでのビジュアルでは室井慎次の背中や眉間がフィーチャーされてきたが、本ビジュアルではおなじみのキャラクターから今回初参加の出演者まで、キャスト陣も一挙に集結。豪華なキャスト陣が、「踊るプロジェクト」を華やかに彩る。
そして、大型バナービジュアルも解禁。27年前の“青島と室井の約束”はまだ、終わってない―。これまで自身が発してきた数々の名言を背負い、「KEEP OUT」の規制線が張られた真ん中に堂々と立つ室井慎次。スーツを身にまとい、険しい顔をした室井慎次が背負うものとは…。そして、その熱い視線の先に見つめるものとは…。
さらに、大型バナーには豪華キャストの場面写真をふんだんに使用。よく見ると、規制線やパトカー、猟銃、炎など、なにやら怪しげな事件の匂いが…。場面写真に散りばめられた要素から、ストーリーの想像をかき立てられるような、まさに「踊るプロジェクト」らしい大型バナーになっている。
最新予告、最新ポスター・チラシ、および大型バナーは、9月13日より、全国の映画館(一部劇場をのぞく)に順次掲出予定。
映画『室井慎次 敗れざる者』は10月11日、『室井慎次 生き続ける者』は11月15日に公開。