「そよら今治馬越」11月中旬に誕生　「イオン今治店」からどう変わる？

　イオンリテールは、イオン今治店（愛媛県）を全館リニューアルし、「そよら今治馬越（うまごえ）」として11月中旬にオープンする。新業態である「そよら」へリニューアルし、同エリア初出店を含む専門店や、地域拠点としてのコミュニティー広場を展開する。

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　「そよら」の名称は、2020年3月の「イオンスタイル海老江」の出店に合わせて行った一般公募に集まった案から採用した。 「“そ”ら、“寄”って、“楽”しんでって！」の呼びかけを由来とした呼称である。「通う・集う・つながる場」をキーワードに、日常生活で便利な都市生活拠点として、子どもを連れて快適に過ごせる身近な施設を目指している。

　イオン今治店は、1999年に「今治サティ」として開業し、2011年にイオンに改称した。国道196号や県道156号などからアクセスが良く、子育て世帯などファミリー層も多い立地。6月には店舗隣接地に大型のホテルが開業しており、店舗近隣エリアではさらなるにぎわいを見込んでいる。

　今回のリニューアルでは、地域から親しまれている「馬越（うまごえ）」という地名を加え、オープンと同日に名称を変更する。「そよら今治馬越」の売場面積は1万3027平米で、専門店は27店舗を展開する予定。

　愛媛県初となるサイゼリヤやダイソーの3ブランド複合店、今治市初のメガネ店「T.G.C」が出店。このほか全天候型の室内遊び場「The Kids」、ケンタッキー・フライド・チキン、ミスタードーナツなどもオープンする。