俳優の窪田正孝が10日、都内で行われた映画『Cloud クラウド』ジャパンプレミアに、菅田将暉、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、黒沢清監督と共に出席。SNSの投稿で話題となった“スピ認定”に言及した。
【写真】菅田将暉に腕をつかまれ笑顔を見せる窪田正孝
本作は、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー。“転売ヤー”として真面目に働く主人公・吉井を菅田が演じる。
本作のキャッチコピーに絡めた「気がついたら“標的”になっていたこと」というトークテーマでは、窪田が「スピ認定」と書いたフリップを掲げ注目を集めた。
窪田のフリップを見て共演者らから笑いが起きる中、窪田は「知っている人います? みんな笑ってる」とした上で、「これは略していて『スピリチュアル認定』なんですけど、僕はSNSをやっていまして、先日鍼治療をしたんです。それを上げただけで『あいつはスピリチュアルの世界に行ってしまった』『もう戻ってこない』みたいなことでニュースでバズったらしいんです」と明かした。
さらに窪田は「『あいつはオカルトのやべえやつだ認定』みたいになったっていうのが、気づいたら標的になっていた。この作品の吉井のように。SNS怖いですね」と吐露。菅田は「怖いね」と共感していた。
荒川が「見ていないんですけど、どんな鍼だったんですか」と尋ねると、窪田は「たくさん打つんです。何百本も。頭から足まで全部打ってくれるんです」と説明。「凝りに対していっぱい打ってくれるので、それが本当に快感」と続けた。
話題になった理由を菅田が「写真のインパクトなんですかね」と想像すると、窪田は「3枚目の写真がインスタの規制にかかっちゃって、押さないと見れないみたいな。僕的には普通なんですけど」と告白。菅田は「えー。それがまた怖さを...」と反応していた。
映画『Cloud クラウド』は、9月27日より全国公開。