堀田真由が主演を務め、仁村紗和、畑芽育、長濱ねるが姉妹役で共演する10月スタートのドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)の新キャストとして、ハローワークで働く長女・恵(仁村)の同僚役で酒井若菜、上司役で阪田マサノブの出演が発表された。
【写真】『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』町田家クランクインショット
本作は、米国の作家ルイーザ・メイ・オルコットのベストセラー小説『若草物語』を原案に「もしあの四姉妹が令和ニッポンに生きていたら…」という着想から、舞台を大胆に現代に置き換えて描く社会派シスターフッドコメディー。ストーリーの中心となる町田家の四姉妹を堀田真由(次女)、仁村紗和(長女)、畑芽育(四女)、長濱ねる(三女)が演じる。
酒井演じる佐倉治子は、ハローワークで働く非正規職員で、恵の同僚。恵とは昼食時間中、よく一緒にお弁当を食べる仲。ある出来事を機に、職場内で孤立を深めていく。
一方、阪田演じる土方昭彦は、ハローワークで働く正規職員。恵や大河(渡辺大知)、佐倉の上司にあたる。職場での人望も厚く、表向きは“頼りがいのある上司”だが、実は裏の顔があって…。
酒井は「このドラマは、若者の苦難や葛藤、そして成長を丁寧に繊細に描いています。珍しいのは、若者と同じ悩みを抱きながらもそこから抜け出せずにいる中年女性「佐倉」という登場人物をひっそりと存在させているところです。多くを語らない佐倉がどんな言葉を飲み込んで生きてきたか、少しでも表現できればいいなと思います」とコメント。
阪田は「非正規職員の人事権を握る立場を使い己のドス黒い欲望を満たそうとする卑劣な上司としてお目にかかります。目立たないぶん余計気持ち悪い男です。妻子持ちらしいです。蒸し暑い時期から肌寒い時期にかけ絶賛撮影中ですが現場の明るく健やかな雰囲気に抗う陰湿な輩として存在しようと思っています(役として)」と話している。
日曜ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』は、日本テレビ系にて10月より毎週日曜22時30分放送。
※キャストのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■酒井若菜
「『若者へのハラスメントは気をつけるけど、お前たちの世代は慣れているんだからかまわないよな』と上司から言われました。私たち世代への押しつけは何も変わっていません」
以前、会社勤めをしている同世代の女性からこんな相談を受けました。ハラスメントの被害者は若者だけではないのだと実感しました。
このドラマは、若者の苦難や葛藤、そして成長を丁寧に繊細に描いています。珍しいのは、若者と同じ悩みを抱きながらもそこから抜け出せずにいる中年女性『佐倉』という登場人物をひっそりと存在させているところです。多くを語らない佐倉がどんな言葉を飲み込んで生きてきたか、少しでも表現できればいいなと思います。
■阪田マサノブ
町田家の長女・恵が働くハローワークの正規職員・土方昭彦役を演じさせていただきます。
非正規職員の人事権を握る立場を使い己のドス黒い欲望を満たそうとする卑劣な上司としてお目にかかります。
目立たないぶん余計気持ち悪い男です。妻子持ちらしいです。蒸し暑い時期から肌寒い時期にかけ絶賛撮影中ですが現場の明るく健やかな雰囲気に抗う陰湿な輩として存在しようと思っています(役として)。