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100年コートから最も短い着丈の「ショートトレンチモデル」が登場、暖冬傾向を見据え開発

2024年09月09日 11:41  Fashionsnap.com

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 三陽商会が展開する「サンヨーコート(SANYOCOAT)」が、暖冬傾向を見据え「100年コート」シリーズの中で最も短い着丈の「100年コート ショートトレンチモデル」を9月11日に発売する。サンヨーコート展開6店舗、三陽商会公式オンラインストア、ポップアップショップで取り扱う。

 同社は2024年秋冬シーズンにおいて、暖冬傾向を見据えた商品開発・販売計画を推進し、コートやアウターアイテムの展開時期とバリエーションの見直しを図っている。コートアイテム全体の全社生産数は昨年に対して抑えるものの、本格的な寒さでなくても着用できるショート丈のコートやアウターの生産数は前年から約50%増やし、各ブランドで開発を強化し販売する。100年コートにおいても、暖冬傾向が続きコートの着用期間が後ろ倒しになるとみられる今年の秋冬に向けて、寒くなる前の時期からファッションとして気軽に着用することができる新たな1着が必要と捉え、今回の新モデル開発に至ったという。
 ショートトレンチモデルでは、一枚袖のラグランスリーブや襟裏のチンフラップなど本格的なトレンチコートのディテールは踏襲しつつ、ライナー無しの仕様を採用。これまでの100年コートで最も短い着丈はメンズが82cm、ウィメンズが84cmだったのに対し、ユニセックスとなる今作ではMサイズは50cm、Lサイズは65cmに仕上げた。表生地の原料にはエジプトの高級超長綿であるギザコットンを使用。糸の段階でたて糸をベージュ、よこ糸をゴールドに染色した。また生地にはっ水加工を施し、耐久はっ水性を備えている。カラーはベージュの1色展開で、価格は9万9000円。

◼サンヨーコート展開6店舗・SANYO ESSENTIALS 日本橋髙島屋S.C. 店・SANYO ESSENTIALS 大丸東京店 ・SANYO ESSENTIALS ジェイアール名古屋タカシマヤ店・SANYO ESSENTIALS 阪神梅田本店・三陽山長 東京ミッドタウン日比谷店・三陽山長 粋 東京ミッドタウン八重洲店 ◼ポップアップショップ:展開店舗 ◼三陽商会:公式オンラインストア