9月11日19時30分放送の『クローズアップ現代』(NHK総合)は、ドラマ『SHOGUN 将軍』のプロデューサーや脚本担当、主演女優アンナ・サワイへの独占インタビューを放送する。
【写真】インタビューを受ける『SHOGUN 将軍』アンナ・サワイ
ハリウッドで製作された真田広之プロデュース・主演のドラマ『SHOGUN 将軍』が、米エンターテインメント界最高峰の栄誉とされるエミー賞(日本時間9月16日授賞式)において、ドラマシリーズ部門で主要部門を含む最多の25ノミネートを果たした。日本人も史上最多となる11名が各賞の候補に名を連ね、主演男優賞(真田広之)、主演女優賞(アンナ・サワイ)、助演男優賞(浅野忠信、平岳大)など、日本人俳優の歴史的快挙への期待が高まっている。
こうした背景には、白人以外の役柄に白人俳優を配役する“ホワイトウォッシング”への批判を受けたハリウッドが、多様性重視へと舵を切ったことなどがある。『SHOGUN 将軍』は、世界からどう受け止められたのか? ハリウッドの変容は日本のエンタメ界にどんな影響をもたらすのか―。
番組では、制作を指揮したプロデューサーや脚本担当など、SHOGUNヒットを生んだキーパーソン、さらには主演女優アンナ・サワイへの独占インタビューに成功。期待と緊張が高まる授賞式を前にクローズアップ現代が、JAPANコンテンツ新時代の幕開けの瞬間を捉える。
『SHOGUN 将軍』の主演女優サワイは、同ドラマの画期的なところとして、「プロデューサーに真田広之さん、宮川絵里子さんという日本人がいることです。それで時代劇をやっている日本人スタッフをアメリカまで引き連れていき、正しい情報を海外のクルーに伝えて、みんなでコラボレーションするというのが、私の経験では初めてでしたので、すごくよかったと思います」とコメント。
さらに、「ショーランナー(=現場責任者)のジャスティンとレイチェルは、自分の作品だからあまり変えたくないと考えるのが当然だと思うのですが、そこは日本人のクルーに任せます、よりよく作品を仕上げましょうという、その心の在り方が素晴らしかったと思います」とショーランナーの2人を讃えた。
『クローズアップ現代』「SHOGUN ヒットの理由~JAPAN コンテンツ新時代~」は、NHK総合にて9月11日19時30分放送。NHKプラスにて9月18日まで見逃し配信。