伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」(第115回)が6日に放送され、桂場(松山ケンイチ)が梅子(平岩紙)の作った団子の味に拍手を贈ると、ネット上には「やったぜ梅子さん!」「免許皆伝!」といった声が集まった。
【写真】『虎に翼』第115回場面カット 道男(和田庵)の話を聞く寅子(伊藤沙莉)
甘味処「竹もと」で店員として働き、修行を続けていた梅子。彼女は長きにわたって常連客でもある桂場に、自作の「あんこの串団子」を食べてもらい、味の評価をしてもらっていた。しかしこれまで、桂場の納得する味を出せていない。
昭和38年6月のある日。店を訪れた桂場に、梅子は「あんこの串団子」を出す。そばでは寅子や「竹もと」の店主が固唾を飲んで見守っている。団子を口に入れてじっくりと噛みしめて味を吟味する桂場。一瞬、眉間にシワを寄せると納得したように深く頷き、桂場は梅子を真っ直ぐ見つめながら拍手を贈る。
梅子は呆然としつつも、自分の団子がついに“合格”したことを理解し「あ、ありがとうございます」とポツリ。寅子や「竹もと」の店主が喜ぶ中、桂場は幸せそうな笑顔で団子を味わい続けるのだった…。
桂場と梅子のやりとりに、ネット上には「桂場さんが頷いた!!」「ついに桂場さんに認めてもらえた!」「拍手いただきましたー!!」などのコメントや「やったぜ梅子さん!」「ついにあんこ免許皆伝!」「あんこ合格!梅子さんおめでとうございます!」といった投稿が相次いでいた。