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JRA最年長重賞Vへ 柴田善臣騎手が京成杯AHで記録更新狙う

2024年09月06日 07:45  netkeiba

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関屋記念は悔しい結果に終わったタイムトゥヘヴンと柴田善臣騎手(今年8月撮影、ユーザー提供:Dヘリオスさん)
 大ベテランの一発を期待しよう。58歳の柴田善臣騎手が、京成杯オータムハンデ(3歳上・GIII・芝1600m)のタイムトゥヘヴン(牡6、美浦・戸田博文厩舎)でJRA重賞最年長勝利記録を狙う。

 柴田善臣騎手は85年にデビュー。JRAでは現役最年長の58歳。JRAで重賞96勝を含む、現役3位の2330勝を挙げている。21年にはレパードSをメイショウムラクモで制覇。岡部幸雄元騎手の54歳0カ月31日を抜き、55歳0カ月10日でJRA重賞最年長勝利記録を更新した。しかし、その後に横山典弘に抜かれ、現在の記録は56歳4カ月29日。レース当日に58歳1カ月10日の柴田善臣騎手が勝てば記録奪回となる。

 今回のパートナーはタイムトゥヘヴンだ。近走は勝ち負けに加われていないが、久々のコンビ結成となった前走の関屋記念(12着)でも、上がり3Fはメンバー中4位の32秒9だった。確実に脚を使えるタイプなので、前崩れの展開になれば上位進出も可能だろう。

 柴田善臣騎手は京王杯AH時代も含め、このレースに23回騎乗。88年にホクトヘリオス、95年にドージマムテキ、96年にクラウンシチー、05年にマイネルモルゲンで勝利するなど、[4-1-4-14]の好成績を残している。ここで19年ぶりの5勝目となるか。人馬一体となっての直線一気を見せてほしい。