誰の指示を聞けばいいかわからない職場で働くのはしんどい。神奈川県の50代女性が現在働いているコールセンターがそうで、オペレーター業務に従事し約5か月が経つが、退職する予定だという。不満があるのは、従業員の教育や仕事の管理をする役職であるスーパーバイザー(SV)の態度だ。
「SVが3人おり、その全てのSVの対応に一貫性が無いため、わからないことがあって質問等をしても、回答がまちまち」
これでは困惑する上に、そのせいで叱責されたこともあるというから、嫌気が差すのも無理もない。(文:長田コウ)
「きちんとした教育システムの整った職場で働きたいです」
SVであるAさんに聞いたことを実践したところ、SVのBさんから「違う。こうして」と怒られてしまったのだ。さらに、それに従っていると、SVのCさんからは、「このやり方は違う」という指摘をされる始末。これでは、何が正解か分からない。女性は「誰に質問すればいいのかわからず」と、途方に暮れているようだ。
「傍で見ていて、『このやり方はどうなの?』と思うことは、誰も注意を受けていないという、なぁなぁな職場です」
退職の意思は固まったようで、こう本音をこぼした。
「このまま続けていたらストレス溜まって身体壊すと思います。きちんとした教育システムの整った職場で働きたいです」
女性だけが働きにくさを感じているわけではないようで、「新人が入っても続かない」という評判もあるそう。一方で今、働き続けている人に対しては、こんな意見を述べた。
「何も感じないのか、見ざる言わざる聞かざる……になっているのかと思います」
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