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面接官「本来は受けられないはずなのに通ってしまった」その場で不採用になった男性 さらに、適当な話をされるも……

2024年09月06日 06:20  キャリコネニュース

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面接官も鬼ではない。優しく接してくれる人もいるだろうが、その場の思い付きで適当なことを言うのも困りものだ。エンジニアとして働く30代後半の男性(栃木県)は、「自動車系サプライヤー」の面接を受けた当時の苦い経験を振り返る。

男性は転職サイトで「希望する仕事ができそうな会社」を発見。応募したところ書類審査に合格し、面接を受けに行った。しかし初めから

「グループ会社に近い会社だったのでダメ元でしたが……」

と望みは薄かった様子だ。同じ業界内で転職しようとすると、こんな事もあるだろう。(文:篠原みつき)

「当時を思い出すと、バカにされてたんだなって思います」

結論から言えば、結果はその場で「不採用」だった。

「やはり『グループ会社に当たるので駄目です。転職サイトが勝手にふるいを掛けているから本来では受けられない筈なのに通ってしまった』などの言い訳が」

だったら書類で落としてほしいものだが、そこは転職サイトに責任を押し付けた形だ。しかし相手もわざわざ面接に来た男性に、さほど冷たくはしなかったようだ。その後は適当に世間話となり、

「せっかくだから(受けた会社が)新しいテストコースを作ったから見に来たら良いんじゃないか」

と言われ、面接会場を後にした。しかしこの言葉は、その場しのぎの適当な発言だったようだ。

「若かった私はその言葉を真に受けて担当者に電話しましたが一回目は不在。二回目かけた時も不在で繋ぐことができない。元々見せる気は無いし、秘匿もある為見せる事も出来なかったのでしょう」

雑な扱いをされてしまった悔しさを振り返る男性。現在は転職し、年収650万円で働いているそうだ。最後に実感をこう漏らしていた。

「今はメーカーに就職しやりたい仕事が出来ていますが、当時を思い出すと、バカにされてたんだなって思います。そんな会社に就職しなくて良かったな」

※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ