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7ORDER・阿部顕嵐、ドラマ『スメルズ ライク グリーン スピリット』で初の教師役! 予告解禁

2024年09月05日 22:11  クランクイン!

クランクイン!

ドラマ『スメルズライクグリーンスピリット』に出演する阿部顕嵐 (C)「スメルズ ライク グリーン スピリット」製作委員会・MBS
 9月19日より順次放送スタートする荒木飛羽主演ドラマ『スメルズ ライク グリーン スピリット』(MBSほか)より、予告映像が解禁。また、追加キャストとして、阿部顕嵐(7ORDER)、酒井若菜、加治将樹、金井美樹、片田陽依の出演が発表された。

【動画】阿部顕嵐演じる柳田の何か訳ありな様子も 『スメルズ ライク グリーン スピリット』予告映像

 永井三郎の同名漫画を実写化する本作は、閉鎖的な平成の田舎を舞台に、自分のアイデンティティーに目覚めた主人公と、彼を取り巻く少年たちが織り成すひと夏の淡い青春ストーリー。

 クラスで浮いていて “髪が長い”という理由で同級生からいじめられるが抵抗せず、唯一の心のよりどころが、隠れて母親の口紅を塗ったり、服を着たりすることが日課となっている主人公・三島フトシ役を、まだ18歳ながら俳優歴10年の荒木飛羽が演じる。

 予告映像は、髪の毛が長いという理由でいじめられている主人公の三島(荒木)が田舎のあぜ道を走る中、いじめグループに追いかけられ、さらにその長い髪の毛を切られてしまい…と重々しい空気から始まり、桐野(曽野舜太)からは「俺のこと、見つめてくるんで困るんですけど」と言われたり、夢野(藤本洸大)からは「お前、なにエロい目で桐野のこと見てんだよ?」とバスケットボールを投げつけられたりと、散々な言いがかりをつけられる。

 苦しそうな三島の前に都会から田舎に引っ越してきた優しそうな教師・柳田(阿部顕嵐)が現れるも、「何か困ったことがあったらいつでもいえよ」という言葉と笑顔の裏には、何か隠し持っていそうな訳ありの様子もうかがえる。

 さらに、フトシの母親(酒井若菜)はどこかファンキーで、なぜか三島を抱きかかえる江戸川先生(加治将樹)…一筋縄ではいかなさそうな強烈なキャラクターの中で、母親の口紅を塗ったり、服を着たりすることが心のよりどころだった三島の青春は、いったいどうなっていくのか…。

 追加メインキャストとして、訳ありな様子の都会から転任してきた社会科教師・柳田役を阿部顕嵐が演じる。阿部が教師役を演じるのは初めて。「Hello hello hello 素敵なキャスト、スタッフ、自然の緑に刺激を受け、楽しくメリハリのある撮影をできました。10代の精神を忘れずに生きている僕ですが個人的に人生初の教師役です。今年の夏を捧げました。是非ご覧ください!」とコメントしている。

 このほか、主人公・三島フトシの母親でシングルマザー・三島香葉役に酒井若菜。夢野太郎(藤本洸大)が所属するバスケ部の顧問で熱血教師・江戸川敏彦役に加治将樹。三島たちの学校に勤める英語教師・沢田綾子役に金井美樹。クラスメートの女の子・藤井凛花役を片田陽依が演じる。

 MBSドラマフィル『スメルズ ライク グリーン スピリット』は、MBSにて9月19日より毎週木曜25時29分、テレビ神奈川にて9月19日より毎週木曜25時、テレビ埼⽟にて9月23日より毎週月曜24時、群⾺テレビにて9月24日より毎週火曜24時30分、とちぎテレビにて9月25日より毎週水曜25時、チバテレにて9月26日より毎週木曜23時放送。

※コメント全文は以下の通り

◆澤田育子監督

魅力的な原作に興奮しながら、登場人物それぞれの状況と計り知れない多種多様な思いに、いくつもの解釈の可能性を巡らせました。

その中で、三島フトシの「いつか堂々と『自分はこういう人間だ!』って言える日がくるといいな」という台詞に、最も寄り添いたいと感じました。

多感な10代の頃に限らず、大人になっても、いつだって、誰しもに湧き上がる思いかもしれない。

自由でありたいという自分と、他者に優しくありたいという自分。両立させるのは、時として非常に困難だったり。フェアであることは難しい。

優しさと苦しさ、愉快さと困惑、強さと弱さ。豊かな大自然に囲まれながらも感じる窮屈な息苦しさは、便利過ぎる世の中にも通ずる何かであったり。

他者の感情を全て理解することは不可能だけれど、身近な誰かの気持ちに寄り添い想像することが、自由で優しい世界を構築する第一歩であり、世界平和への道となることを信じていきたいです。

スタッフ・キャスト一丸となり、大事に作り上げました。御覧頂けましたら幸いです。


◆脚本・新井友香

原作の「スメルズ ライク グリーン スピリット」があまりにも素晴らしすぎて、崖によじ登るような思いで、脚本にトライさせて頂きました。はじき飛ばされそうな時も多々ありましたが、ここまで惚れ込める原作に向き合うのは、とても幸福な時間でした。永井 三郎先生、ありがとうございます。リスペクトしている澤田育子監督、素敵なスタッフの方たち、フレッシュで魅力的な俳優の方々、関わったすべての方々と、同じ世界を共有できたことに、ひたすら感謝しております。