「TBSテレビ2024年10月期番組改編説明会」が5日、都内で開催され、コンテンツ戦略局コンテンツ戦略部長の三島圭太氏、コンテンツ戦略局コンテンツ戦略部企画プロデュース室長の畠山渉氏らが出席。バラエティ番組『ジョンソン』『東大王』の放送終了や『巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会』のレギュラー放送化などが明らかとなった。
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この日の説明会には、新番組の制作担当、編成担当らも出席し、TBSテレビのレギュラー番組に関する2024年10月改編の詳細を発表。司会は杉山真也アナウンサー、浦野芽良アナウンサーが務めた。
6月から特別番組として放送を重ねていた『巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会』が、10月9日より毎週水曜20時からレギュラー放送される。編成担当の野村和矢氏は「この番組は、数々の人気番組を手掛けられている極東電視台さんチームが制作した人気コンテンツをベースに、視聴者の皆様のご要望に応えて、新企画・新番組としてゴールデン仕様にブラッシュアップして挑んでまいりたい」と説明。
中京テレビ・日本テレビ系で放送されていた『それって!?実際どうなの課』との関連について、「他系列でやっていたものをTBSで放送するのは異例のケースなのでは」と経緯を尋ねられると、三島氏が「経緯については、中京テレビさんとはコミュニケーションを取らせていただきましたが、詳細については答えを差し控える」とコメント。その上で、「シンプルに、魅力あるコンテンツを編成し、放送するということが我々の責務ですので、それを追求したということに尽きる」と語った。
また同番組のようなケースは「多くはないと思いますが、初めてではない」とも話し、「『旅猿』は実は最初の一回目の放送はTBSなんです。ただ、色んな経緯があって日本テレビさんで放送されることになった」と過去の例も紹介。続けて、『巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会』に関しては「良いコンテンツがあって、それが放送されなくなって、であればうちで放送して、視聴者の皆様に届くんだったらそれが良いんじゃないかという判断」と伝えた。
バラエティ番組『ジョンソン』『東大王』が放送終了となることも明らかになり、『ジョンソン』については畠山氏が「試行錯誤しながら策を講じながら挑戦してまいりましたけれども、思うような成果が出せず、今回、終了という判断をさせていただきました」と説明。さらに『東大王』についても「長い間、ヒロミさん、山里(亮太)さんに温かい目線で東大生をスターに育ててもらって、多くの人材を生んだ番組だったと認識しております。そこの部分を今後どのように生かしていくかということを、番組終了だけにとどまらず、プラスにどう転じていけるかということがこの先の課題」と口にした。