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福永祐一調教師が騎手時代GI制覇のワールドプレミア半妹 惜敗続きにピリオド打つか

2024年09月05日 19:45  netkeiba

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3勝目を目指すマンデヴィラ(今年4月撮影、ユーザー提供:MITAKEさん)
 GIを2勝したワールドプレミアの半妹となるマンデヴィラ(牝4、栗東・福永祐一厩舎)が、土曜中京9Rの浜名湖特別(3歳上・2勝クラス・芝2000m)で3勝目を狙う。

 マンデヴィラは父リアルスティール、母マンデラ、母の父Acatenangoの血統。母は03年の独オークスの3着馬。半兄のワールドプレミアは19年の菊花賞と21年の天皇賞(春)の勝ち馬。同じくワールドエースは12年のきさらぎ賞と14年のマイラーズC、ヴェルトライゼンデは22年の鳴尾記念と23年の日経新春杯を制している。

 ここまで8戦2勝。昨年2月の未勝利(阪神芝1800m)で初勝利。その後は2度の休養を挟みながら、3走前の1勝クラス(新潟芝1800m)で2勝目を手にした。昇級後も2戦連続で3着だから、このクラスを突破する力は秘めている。

 このきょうだいは牡馬が好成績な一方、牝馬はJRAでデビューした6頭のうち、3頭が未勝利。マンデヴィラとショショローザの2勝が最高と、悔しい成績に終わっている。ここでマンデヴィラが「牝馬単独トップ」の3勝目を挙げられるか、その走りに注目したい。