5人組グループ・SUPER EIGHTの丸山隆平が主演する映画『金子差入店』(来年公開)が、韓国の釜山にて10月2日から11日まで開催される第29回釜山国際映画祭のコンペティション部門「NEW CURRENTS(ニューカレンツ)」部門に出品される。5日に発表され、場面写真も解禁された。
【場面写真】丸山隆平の妻役を演じる真木よう子 今作は丸山にとって『泥棒役者』(2017年)以来8年ぶりの映画主演。共演に真木よう子、三浦綺羅、寺尾聰を迎える。刑務所や拘置所に収容された人への“差入”のルールを熟知し、ときには面会室にも出向く“差入店”を営む家族の絆を描くヒューマンサスペンスとなる。
釜山国際映画祭は、世界中から300本ほどの作品が出品されるアジアを代表する最大規模の映画祭で、今回出品が決定したNEW CURRENTS部門は、釜山国際映画祭のメインコンペティション部門のひとつで、アジア新鋭監督の初長編監督作または第二長編監督作が対象となり、今年は10本の映画が選出。昨年には『福田村事件』(23年/森達也監督)が出品され、ニューカレンツ賞(最優秀作品賞)を受賞しており、日本映画の2年連続の受賞も期待される。
■丸山隆平コメント
この映画の登場人物たちは、家族の中の小さいけれど大事な出来事から、社会で起きた大きな事件まで、同時進行で向き合っています。それは今この瞬間も、世界中の人々が直面していることではないでしょうか。言葉や習慣の違う国で、どんな風に受け止められるのか、とても楽しみにしています。国境を越えて、一人でも多くの方々に、この作品が届くことを願っています。
■監督・脚本:古川豪コメント
率直に嬉しいです。どこか夢なのでは?と思うほどに、作品成立までの道のりがギフトをいただきっぱなしだったので、まだこんなにすばらしいことが起こるのかと、どこか実感が湧かない側面も正直あります。長編作品を世に送り出すことが初ですので色々と不安だらけでしたが、ある一定数評価されたからこその結果だと思えば、喜びもひとしおです。改めてすばらしい俳優陣と優秀なスタッフ陣に感謝です。引き続き、『金子差入店』をよろしくお願いいたします。