就活や転職活動で、面接官に呆れた経験はあるだろうか。千葉県の40代後半の男性は、5年前に「商品管理事務」に応募したときの体験を振り返った。
「自分は時間通りに行って待っていたけど待てど待てど来ず。担当が来たのは15分たった頃」
散々男性を待たせた挙句、面接官の口からは、信じられない言葉が発せられたのだ。(文:長田コウ)
「こっちからミスマッチなんだよと言ってやりたかった」
面接官は履歴書と職務経歴書を見て、次のように言ったそう。
「資格の欄に書かれていない資格(フォークリフト)の資格を持ってないんですか」
履歴書に書いていないのだから持っていないと判断し、必須の資格でもない限り確認しないだろう。男性はこの質問に対し、
「まあ、男だし、工場で働いてた経験から勝手に頭の中で持ってると思ったのかもしれないけど…」
と今でこそ思うものの、当時は「もうその時点で帰ろうと思った」という。さらに面接官は追い打ちをかけてきたのだ。
「今度は資格(Excel)を持ってるものを『出来るんですか』と聞いてきた時は、はっきり言って呆れて言葉もなかった」
これはいい気持ちはしないだろう。持っている資格を疑われたのだから。一連の流れを通して、「人事のレベルが低い」と驚いた男性。後日、「ミスマッチのため不採用になりました」と不採用の手紙が届いたそうだが、
「こっちからミスマッチなんだよと言ってやりたかった」
と本音をこぼしていた。
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