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父は日本生まれアイルランド育ちの海外G1・2勝馬 エラトーが紫苑SでJRA初重賞Vを届けるか

2024年09月04日 20:00  netkeiba

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重賞初制覇を目指すエラトー(今年1月撮影、ユーザー提供:アールドさん)
 サクソンウォリアー(Saxon Warrior)の産駒がJRA重賞初制覇なるか。条件クラスを連勝中のエラトー(牝3、栗東・上村洋行厩舎)が、紫苑ステークス(3歳牝・GII・芝2000m)で初タイトルを狙う。

 エラトーは父Saxon Warrior、母エライヤ、母の父Siyouniの血統。伯母のエルヴェディヤ(Ervedya)は15年に仏1000ギニー、コロネーションS、ムーランドロンシャン賞と欧州のG1を3勝している。

 ここまで7戦3勝。勝ち上がりに4戦を要し、格上挑戦したチューリップ賞では9着に終わったが、その後のリフレッシュ放牧が吉と出た。前々走の1勝クラス・遊楽部特別を危なげなく逃げ切ると、続く2勝クラス・北海Hは番手から抜け出して2連勝。一気に秋華賞の惑星に浮上してきた。牝馬にしては馬格に恵まれており、パワーに富んだタイプ。それだけに洋芝の函館から中山開幕週への舞台替わりがカギだが、ポテンシャルは引けを取らない。

 父のサクソンウォリアーは日本生まれのディープインパクト産駒。デビューから4連勝で17年のレーシングポストT、18年の英2000ギニーを制覇。しかし、その後は5連敗を喫し、19年から種牡馬となった。海外ではヴィクトリアロード(Victoria Road)が22年のBCジュベナイルターフを制するなど、一定の成功を収めているが、JRAでは重賞未勝利。日本での出世頭となっているエラトーが、ここで父に待望の「初タイトル」を届けることを期待したい。