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スポーツくじ「MEGA BIG」が当せん確率上昇→“想定以上の売上”でシステムに影響? 結果発表が遅延する事態に

2024年09月02日 19:51  ITmedia NEWS

ITmedia NEWS

第1476回「MEGA BIG」結果発表が遅延

 想定以上の売り上げで結果発表が遅延──スポーツくじ「MEGA BIG」の当せん結果が話題だ。日本スポーツ振興センターが運営するこのスポーツくじでは、台風の影響を受けて当せん確率が上昇。当初は9月1日に結果発表を予定していたが「想定以上の売り上げがあり、システム確認をするため結果発表を延期する」とし、発表日に遅れが生じていた。


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 MEGA BIGは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)12試合の両チーム合計得点数を4択の数字で分類し、コンピュータがランダムに並び替えてその並びによって当せんを判断する仕組み。しかし、8月24日に発売した第1476回は台風の影響で12試合中4試合が中止に。中止試合を的中として処理することから当せん確率が上昇し、SNS上などで話題となっていた。


 結果、第1476回分の売上金額は47.1億円を突破し、第1475回の7倍近い売り上げを記録した。その後、日本スポーツ振興センターは2日午前11時35分に、くじの結果を発表。1等の当せん口数は269口、当せん金は2480万430円となったが、2等以下は一律300円となった。


 なお結果発表の延期に対し、日本スポーツ振興センターは再発防止に取り組んでいくとしている。