アニメ『機動戦士ガンダム』がTV初放送から45周年を迎えたことにあわせ、OVA『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』全6話を総監督の安彦良和が劇場上映用の全三章に再編集した“movie edition”が、新宿ピカデリーでの上映を皮切りに全国の劇場で順次公開されることが決定した。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、『機動戦士ガンダム』でキャラクターデザイン、アニメーションディレクターを担当した安彦によるマンガを原作とするOVAだ。「シャア・セイラ編」、「ルウム編」を中心に全6話で構成され、映画館でイベント上映されたのちに再編集版の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』としてTV放送も行われた。突如として父を失ったキャスバル・レム・ダイクンが、シャア・アズナブルとしてジオン公国軍のエースパイロットになっていく過程を、アニメ『機動戦士ガンダム』の第1話直前、一年戦争序盤までの時間軸で描く。
このたび発表された「『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(movie edition)」では、そんな本作が安彦により「第一章 シャア・セイラ編」、「第二章 開戦編」、「第三章 ルウム編」の全三章に再編集された。東京・新宿ピカデリー、島根・Shimane Cinema ONOZAWAで一足先に公開されたのち、10月25日以降より順次、全国の劇場でも上映がスタートする。第一章から第三章までの共通の入場者プレゼントとして、安彦描き下ろしのA5サイズイラストシートが配布されるのもファンには見逃せない。