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「第81回ベネチア国際映画祭」映画スターが帰ってきた!ブラッド・ピットはルイ・ヴィトンを着てレカペに登場

2024年09月02日 13:43  ORICON NEWS

ORICON NEWS

ルイ・ヴィトンを着用して「第81回ベネチア国際映画祭」レッドカーペットを歩いたブラッド・ピット (C)LOUIS VUITTON
 イタリア・ベネチアのリド島で世界3大映画祭の1つ、「第81回ベネチア国際映画祭」が現地時間8月28日より開催中。ハリウッドのストライキの影響でスター俳優が不在だった昨年と打って変わって、「映画スターが帰ってきた!」と注目の的となっているのが、ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットだ。

【動画】映画『ウルフズ』トレーラー映像

 現地時間1日夜に、ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットが主演&プロデュースした新作映画『ウルフズ』のワールドプレミア上映が行われ、レッドカーペットに2人が登場。ブラッド・ピットは、ルイ・ヴィトンのカスタムメイドウェアを着用し、パールボタンが施されたブラックのダブルブレストワンボタンタキシードジャケットにフレアパンツを合わせた装いで多くのカメラマンのフラッシュを浴びた。

 本作は、Apple Original Filmsとして製作され、9月27日より動画配信サービス「Apple TV+」で独占配信されることが決まっている(日本では劇場公開なし)。

 物語は、ジョージ・クルーニー演じる重大事件を隠蔽するために雇われたプロのもみ消し屋(フィクサー)と、ブラッド・ピットが演じるもう一人のフィクサーが、まさかの鉢合わせをしたことで巻き起こる、予測不能な一夜が舞台。

 誰にも頼ることなく、一人でスマートに事件を片付ける“一匹狼”だったはずの2人はどういうわけか、髭面に黒い革ジャン、喋り方も同じで、シンクロ率100%――!?ライバルにして、似た者同士な2人が、文句を言いながらも協力することになったのだが……。

 処理中の死体が生き返ってパンイチで逃げ出したり、大量すぎるドラッグが出てきたりと、次から次へとまさかの出来事が連発し大混乱。即席の“一匹狼コンビ”は、果たして事態を収拾することができるのか!?

 「オーシャンズ」シリーズでのタッグでも知られ、プライベートでも親交の深いジョージ・クルーニーとブラッド・ピットの共演は、『バーン・アフター・リーディング』(2008年)以来、およそ16年ぶり。

 メインキャラクターを2人で演じるのに加え、共にプロデューサーも担当。それぞれが設立した制作会社スモークハウス・ピクチャーズ、プランBエンターテインメントも製作に携わるなど、2人の久々のコラボレーションにして、すでに続編の制作も決まっているという意欲作。どんな作品として仕上がっているのか楽しみだ。

 監督・脚本・プロデュースを務めるのは、ケビン・ベーコンが超ヤバイ悪徳保安官を演じた『COP CAR/コップ・カー』(15年)や、マーベル・スタジオの「スパイダーマン」シリーズなどを手がけ成功に導いた、今最も注目すべきストーリーメーカー、ジョン・ワッツ。

 ハリウッドを代表するスター2人と、今勢いに乗る多才な映画監督が手を組んだ本作はについて、Apple Original Filmsの長編映画部門の責任者であるマット・デントラーは「ジョン・ワッツ監督の優れた演出のもと、ジョージ(・クルーニー)とブラッド(・ピット)が息の合った素晴らしい演技を見せる『ウルフズ』は、コメディ、アクション、ドラマの主要な要素をすべて織り交ぜた魅力あふれる映画になっており、観る人はきっと続編にも期待を寄せることでしょう」と語るなど、その確固たる自信がうかがえる。

 本作にはキャストとして、エミィ・ライアン、オースティン・エイブラムズ、プールナ・ジャガナサン、リチャード・カインド、ズラトコ・ブリッチらが出演している。


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