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『葬送のフリーレン』公式でジャージ姿!? 原作者・山田鐘人氏が描くフリーレンが話題

2024年09月02日 10:10  リアルサウンド

リアルサウンド

『葬送のフリーレン』公式X(@FRIEREN_PR)より

 大ブレイク中の異世界ファンタジー漫画『葬送のフリーレン』は公式X(@FRIEREN_PR)がにぎやかなことで知られる。世間の話題に合わせた本編エピソードやカットの公開、多くのグッズやキャンペーンの紹介に壁紙プレゼント。連載やアニメが進まない間も話題を提供し続けているが、最近は作画担当のアベツカサ氏ではなく、原作者の山田鐘人氏が描いた主人公・フリーレンのイラストが続々公開され、いつもと少し違う天才魔法使いの姿がファンを喜ばせている。


(参考:【画像】ジャージを着たりアイスを食べたり、“スピンオフ”感のあるフリーレンの姿


 8月31日に公開されたのは、「ジャージを買いました。」と、異世界ファンタジーのキャラクターらしからぬ姿で「むふー」と自慢げなフリーレンの姿。考えてみると「正座」もなかなか見ることがないポーズで、“公式”の七変化が楽しめるのがファンにとってうれしいところだ。


 本作では原作者という立場だが、作画も手がける漫画家である山田氏によるフリーレンには、アベツカサが描く美しい彼女とまた違った魅力がある。話題を呼んだ、呆れた表情のフェルンの膝をクッションがわりに、うつ伏せの姿勢で足をばたつかせながらアイスを食べるフリーレンのイラストを見てもわかるが、はっきりしたでポップに描かれたキャラクターたちは「公式の日常系スピンオフ」のような印象だ。


 そもそも「大きな消しゴムを買いました。」「コピー用紙を買い足しました。」「セロハンテープを買いました。」というように、山田氏の最近のトピックをフリーレンが伝えてくれる内容で、人気作家の日常が伝わってくるのも楽しい。


 それにしても、美しさと愛らしさを兼ね備え、達観しているようで意外とヤンチャだったり、ものぐささったりするフリーレンは、どんなシーンにも溶け込める多面的な魅力を備えている。公式Xをチェックしていれば、SNSに数多く見られるファンアート以上に遊びのあるイラストで、今後もファンを楽しませてくれそうだ。


(小原良平)