生涯を共にするはずだった夫に裏切られた苦しみは、計り知れない。現在、不倫されているという60代女性。夫は中堅企業でいいポジションにいるようで「年収かなり高め」だという。(文:真鍋リイサ)
「この3月に夫が家を出て不倫相手と生活を始めました。私を責め立てて本人は反省も罪の意識もないようです」
「スマホを見て発覚した時、関係は10年経過していました」
実は、別居は女性の意思だったという。
「専業主婦の私は今後の生活のために(離婚せず)別居の形を取りました。夫も3人の子供たちのためなのか戸籍を汚すことを避けたようです」
高齢出産で産まれた末の子どもは「間もなく20歳」とのことだ。生活や子どものために離婚ではなく「別居」の選択をした。
ただ、この夫は一緒に暮らしていた間も「育児や子どもの成長に無関心な企業人間」だったと言い、もはや夫への愛情はない様子だ。恨みをこう書いている。
「子どもの世話に追われる私を騙して接待で知り合った20歳下のホステスと贅沢旅行や高級な外食、二重生活をしていました。スマホを見て発覚した時、関係は10年経過していました」
長年欺かれていた衝撃は相当なものだっただろう。不倫発覚後、一度は家庭に戻ったように見えたというが、
「関係が続いていましたので別居に至りました」
と憤りをにじませた。