【夏の怪談特集】職場で怪奇現象に遭遇したという人は意外といるようだ。投稿を寄せた50歳女性は、職場で幽霊を「実際に見ました」と打ち明ける。立ち入り禁止の部屋に入っていく人の姿が見えたため、「不法侵入?」と思い、確かめに行ったが、
「誰も部屋にはいなかった。確かにオレンジの作業着を着た体格の良いオジサンが入っていくのが見えたのに……」
夜だとしたら見間違いの可能性もありそうだが、果たして……(文:永本はな)
「あのトイレに入ったのは 一体誰だったのでしょうか?」
続いて、広島県に住む60歳女性の投稿だ。女性は4年ほど前に数か月だけ古いクリーニング工場で働いていたというが、そこで「何か嫌ーな感じのする薄暗い隅の場所」があり、気味が悪かったのか、「夕方はなるべく早く帰るようにしていました」と振り返った。ある日、個室が3個あるトイレに入っていると、
「足音とドアが開いて閉まる音がして、『あ、誰かトイレに入った』と思ったのですが、私が仕事場に戻ってしばらくしても誰も戻って来ません。よく見渡してみると、全員が仕事場にいるのです。あのトイレに入ったのは 一体誰だったのでしょうか?」
風でドアが勝手に開閉することはあるが、トイレの窓は開いていなかったのだろうか。一方で女性は、先輩たちに「ここには何か出るのよ」と言われたそうで、「早めに辞めて正解でした!」と結んだ。