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『ぼくのお日さま』北米・台湾ほか世界15か国で公開 高妍によるイラストポスター到着

2024年08月31日 16:01  cinemacafe.net

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『ぼくのお日さま』 (C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
奥山大史監督と池松壮亮、越山敬達、中西希亜良らが組んだ『ぼくのお日さま』の北米公開が決定。9月20日からの台湾公開を記念し、イラストレーター、漫画家として台湾と日本を拠点に活躍する高妍(Gao Yan/ガオ イェン)から本作をイメージしたポスターとコメントが到着した。

本作は5月に開催された第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門へ選出され喝采を浴び、すでに5つの国際映画祭で上映。今後、第49回トロント国際映画祭へ出品され、新たに第29回釜山国際映画祭、第72回サンセバスチャン国際映画祭への出品も決まっている。

またこの度、アメリカの配給会社Film Movementの配給が決まり北米でも公開。台湾での公開を皮切りに、フランス、スペインなど世界15か国での公開が決まっている。

台湾と日本を拠点に活躍し、マンガ「緑の歌 - 収集群風 -」(上下巻)」(ビームコミックス)では台湾のユースカルチャーをみずみずしい感性で描き出し、村上春樹の小説の装・挿画なども手掛ける高妍(ガオ イェン)は、本作を「雪と光の反射、柔らかな粒子と童話のような色合いで構成された『ぼくのお日さま』は子供たちの純真さと残酷さを繊細に描いた素晴らしい作品」と称賛。

とても楽しく描き上げたというイラストは、優しい光に包まれた、雪が舞う氷上をタクヤとさくらの2人が手を取りながら、アイスダンスを練習する姿がメインビジュアルとして捉えられ、下部には2人のコーチである荒川の足元も共に描かれ、3人がともに過ごした雪の降る季節を、高妍ならではのノスタルジックなタッチで映し出した印象的なイラストとなっている。

さらに、各界からの著名人からコメントが到着。小説家の朝井リョウは「雪になって、日差しになって、ずっとこの世界を見ていたい」、脚本家の宮藤官九郎は「こういう映画が好きな俺もいるんだなと気づかされたし、憧れるし、痺れました。」とコメント。俳優・映画制作者の斎藤工は「奥山大史監督が生み出す唯一無二の世界 今後もその世界を生涯追い続ける事になると思います」と監督に称賛を贈り、映画監督の行定勲は「大人になる直前の青春の入口に立ったあの頃を見事に描いた傑作」と、絶賛の声を寄せている。

『ぼくのお日さま』はテアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテにて9月6日(金)~9月8日(日)の3日間限定先行公開、9月13日(金)より全国にて公開。





(シネマカフェ編集部)