【夏の怪談特集】亡くなった家族の気配をそばに感じたことはあるだろうか。その正体がなんであるかはさておき、天国から見守ってくれていると思うと深い安心感に包まれるものだ。岡山県に住む30代女性は、中学2年生の時に祖父が亡くなり、葬儀に参列した際に不思議な体験をしたそうだ。(文:國伊レン)
「祖父がここに居るよと教えてくれたのかなと思っています」
葬儀では、最前列に座っていた女性。すると
「お葬式最中、お花がお供えされている〇〇家と書かれてるところの、菊の花が一輪だけで上に伸びていき横に揺れました」
会場は締め切っており、風が吹くような要因は無かった。また、女性の姉が隣に座っており、同じように菊の花が揺れているのを目撃したそうだ。
「祖父がここに居るよと教えてくれたのかなと思っています」
女性も姉も祖父のことが大好きだったのだろう。とても心温まる話だ。
亡くなった祖父を見たという投稿も寄せられている。岐阜県に住む60代後半の女性(看護師)は、小学2年生の時に経験した不思議な体験を打ち明けた。
女性は、大好きだった祖父が生前寝室に使っていた部屋に寝ていたそうだ。ある夜、とても寝苦しく寝返りをうっていた女性は何かに頭をぶつけて目が覚めた。
「ふと見ると、そこには、こちらをじっと見つめる祖父がいました。からだ全体から光を放ち、足元は、ぼんやりして浮いているような感じでした。祖父だと分かっていても、流石にビックリして、布団を被りじっとしていた覚えがあります」
と回想した女性。起きたと思っていたが夢の中の出来事だった可能性もあり得るだろう。ちょうど命日が近かったそうで、夢枕に立った祖父はなにか伝えようとしていたのかもしれない。また、この女性には他にも忘れられない経験があるそうだ。
「夜中に息苦しさを感じ、その直後に三途の川を見ました。あまりの、綺麗さに渡ろうとした時、母の呼び止める声がして、目が覚めました」
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