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「超合金あずきバーロボ」は脅威の合金比率約95% 本物以上の“硬さ”と重量感でずっしり、ひんやり

2024年08月30日 18:01  ITmedia NEWS

ITmedia NEWS

着色前の超合金あずきバーロボ。手に持つとズシリと重い

 バンダイスピリッツは8月29日、井村屋のアイス「あずきバー」の超合金を2025年4月に発売すると発表した。29日に東京ビッグサイトで開幕した日本最大級の玩具見本市「東京おもちゃショー2024」でお披露目している。


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 商品名は「超合金あずきバーロボ」。超合金の誕生50周年を記念したコラボ商品の1つとして今年5月に発表したものだったが、ロボットに変形することは、これまで明かしていなかった。


 バンダイブースでは、着色前の超合金に触れることができた。そのフォルムは、実物のあずきバーをスキャンして再現したというだけあって、あずきバーそのまま。ただし、形状と体積は同じでも比重は全く違う。


 手に持つとズシリと重い。重量は約240gという。バンダイスピリッツの担当者は「約95%(重量比率)という驚異の合金比率により、あずきバーならではの硬さを表現しています」と胸を張った。


●武将をモチーフにした和風ロボット


 ロボットへの変形手順も見せてもらったが、パズルのように複雑なので画像で確認してほしい。ただ、最後に額のボタンを押すと、あずきバーの棒のような兜飾りが出てくる仕掛けは、ロボットアニメのワンシーンのようだ。


 ロボットの全高は110mm。「デザインモチーフは武将です。あずきバーに合わせて和風にしました」と担当者。「井村屋」の旗を背負い、アイスの棒を刀のように構える。また、よく見ると肩などに“すだれ”模様が入っていることが分かる。これはあずきバーのパッケージを意識したデザインだという。


 ロボットモードでは、変形機構を活用して各所が可動する。正座風のポーズをはじめ、さまざまなポージングが可能だという。


 結局、ロボットにした理由は分からなかったが、魂ネイションズと井村屋の公式Xアカウントが、こんなやり取りをしている。


魂ネイションズ「──拝啓、井村屋様。開発を進めていた 超合金のあずきバー、完成しました。やっぱりロボになっちゃいました」。


井村屋「……弊社として全く問題ございません」


 あずきバーロボの価格は1万3750円。バンダイナムコグループの公式通販サイト「プレミアムバンダイ」では29日から予約受付を始めた。