2024年08月30日 15:41 ITmedia NEWS
ZOZOは8月30日、生成AIを使った独自ツール「アイテムレビューパトロール」を自社開発し、4月から、ZOZOTOWNに投稿されたユーザーレビューのガイドライン違反の検出に利用していると発表した。
4カ月間運用した結果、担当者のガイドライン違反チェックにかける業務時間が67.7%削減でき、チェック件数も68.5%減らせたという。
ZOZOTOWNのレビューガイドラインでは、配送や、商品不良に関する内容をレビューを対象外と規定しており、担当者が目視でチェックしていた。
新ツールはLLMを活用。LLMの不確実性に対応すべく、AIが検出したレビューを担当者が目視で確認することを想定して開発した。
ツールの導入により、ガイドライン違反の可能性が高いと判断されたレビューのみをチェックすればよくなり、生産性が向上したという。