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マル外27年ぶりの札幌2歳S勝利へ 重賞4勝馬ミスパンテールの仔が重賞初制覇狙う

2024年08月29日 20:45  netkeiba

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重賞初制覇を目指すマテンロウサン(今年8月撮影、ユーザー提供:ほてらみさん)
 重賞4勝を挙げたミスパンテールの2番仔となるマテンロウサン(牡2、栗東・昆貢厩舎)が、札幌2歳ステークス(2歳・GIII・芝1800m)で無敗戴冠を狙う。

 マテンロウサンは父Into Mischief、母ミスパンテール、母の父ダイワメジャーの血統。父は19年から5年連続で北米リーディングサイアーに輝いている世界的名種牡馬。今年の種付料は25万ドル(約3700万円)となっている。一方の母は17年のターコイズS、18年の京都牝馬S、阪神牝馬S、ターコイズSと重賞4勝の活躍馬。引退後は米国で繁殖牝馬となり、本馬が2番仔となる。

 8月札幌の新馬(芝1800m)でデビュー。道中は中団で脚をためて、勝負所で進出。直線であっさりと抜け出し、2着に4馬身差の大楽勝だった。当時と同舞台の今回も当然、大いに期待できる。

 外国産馬が札幌2歳Sを勝てば、97年のアイアムザプリンス以来、実に27年ぶりとなる。夢は大きく、母の果たせなかったGI制覇。まずはここで重賞タイトルを獲得し、今後への足掛かりとしたい。