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エアグルーヴ牝系×田中博康厩舎の“黄金タッグ” 期待馬がC.ルメール騎手の手綱で初陣Vへ

2024年08月29日 19:15  netkeiba

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グロスビークの曾祖母エアグルーヴ(撮影:高橋正和)
 名牝系からまたまた大物候補が登場だ。一族に活躍馬ズラリのグロスビーク(牡2、美浦・田中博康厩舎)が、日曜新潟5Rの2歳新馬(芝1800m)で初陣Vを狙う。

 グロスビークは父シスキン、母アドマイヤセプター、母の父キングカメハメハの血統。母は12年に京阪杯で2着、スワンSで3着の活躍馬。半兄のデシエルト、半姉のスカイグルーヴはオープンまで出世している。母系を遡れば、祖母のアドマイヤグルーヴは03年と04年のエリザベス女王杯、曾祖母のエアグルーヴは96年のオークスと97年の天皇賞(秋)、4代母のダイナカールは83年のオークスを制している。近親にもドゥラメンテ、ルーラーシップ、オレハマッテルゼ、ジュンライトボルトとGI馬がズラリ。昭和から令和まで日本競馬を引っ張ってきた名門ファミリーの出身だ。

 1週前のWで5F65秒4-1F11秒5の好時計をマークするなど、ここまで水準以上の動きを見せている。エアグルーヴ牝系と田中博康厩舎は相性が良く、ローシャムパークとミッキーファイトが重賞勝ち。加えて鞍上は頼れるルメール騎手だから、ここはあっさりと突破してほしい。