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Google AIの「かこって検索」、かこった部分の共有が可能に

2024年08月29日 19:01  ITmedia Mobile

ITmedia Mobile

囲った部分を画像として共有できるようになった

 米Googleが8月13日(現地時間)に開催した「Made by Google」で予告した「かこって検索」の新機能が日本時間の29日、Pixelシリーズおよび韓国SamsungのGalaxyシリーズの比較的新しいスマートフォンで利用できるようになった。


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 「かこって検索」は、検索したいものが含まれる画面を表示した状態でナビゲーションバーかホームボタンを長押しし、画面上の気になるものを囲むことでそのものについて検索できる機能。検索だけでなく、その部分の翻訳や記号数学の検索、バーコードやQRコードのスキャンが可能になっている。


 新機能は、かこった部分を画像として切り取って、メールやLINE、Google Keepなどで共有するというものだ。


 画面の一部の画像を共有したい場合、スクリーンショットを撮ってからトリミングする手間が省ける。


 共有する画像はPNG形式。スクリーンショットとは異なり、送った画像はスマートフォン側には保存されない。


 囲う部分の内容によって提示するオプションをGoogle AIが判断しているようで、例えば囲う部分がテキストだけの場合、「コピー」や「翻訳」、「検索」が優先的に表示されることが多いようだ。