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声優・鬼頭明里 「私の“ありのまま”をすべて出しました」20代最後のフォトブックに込めた思い

2024年08月29日 13:00  リアルサウンド

リアルサウンド

フォトブック『あかりのまま』が好調に推移している鬼頭明里に制作経緯や秘話を聞いた。
■活動の場を広げる鬼頭明里


  大ヒットアニメ『鬼滅の刃』の竈門禰󠄀豆子役から『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の近江彼方役など、幅広いアニメ作品に出演、歌手としても活躍する人気声優の鬼頭明里(きとう・あかり)。多岐にわたり活動の場を広げる鬼頭が、このたびフォトブック『あかりのまま』(東京ニュース通信社/刊)が発売されてすでに話題となっている。


  今回、リアルサウンドブックでは発売を控えた鬼頭にインタビュー。自身でも20代最後の記念と位置付けるフォトブックへの想いから、ロケ中のエピソード、今後の活動まで盛りだくさんに話を聞いた。チェキプレゼントもお見逃しなく。


■ありのままの私を見てほしい

――このたびはフォトブックの発売、おめでとうございます。鬼頭さんから見た、見どころを教えてください。


鬼頭:そうですね、まずは長崎県の五島列島で撮影をした点でしょうか。長崎まで足を延ばし、遠くまで行った甲斐があったな……と思えるようなきれいな風景のなか撮影をできて、いい思い出にもなりました。


――五島列島の非日常のような景色、素晴らしいですね。


鬼頭:事前にロケ地の候補をいくつか見せていただいたのですが、五島列島は海もあるし、自然と一緒に雄大な写真が撮れそうという理由で、ここに決めました。撮影するロケーションはお任せしたのですが、本当にいいところばかりで。20代最後のフォトブックということで、記念になるような写真を撮っていただきました。


――タイトルの“あかりのまま”には、まさに鬼頭さんのありのままが写っている、という意味が込められているわけですね。


鬼頭:今の私が“出せる”ところは全部出しました。今回は日常の場面やカジュアルめの服装、ランジェリー姿まで、本当にありのままの私を撮っていただいています。自分自身の記録としても残したいという思いがあったので、20代最後の私をこの機会に撮っていただけたのは本当に嬉しかったですね。


■水着撮影の前日に…! 五島の料理に葛藤

――撮影中のエピソードや裏話などを教えてください。


鬼頭:2日間のロケの合間に長崎県の美味しいお食事をご馳走していただきました。ただ、2日目には水着の撮影を控えていたんです。あんまり食べ過ぎるとお腹が出てしまうので、目の前にある新鮮なお刺身や美味しそうなご飯をセーブしながら食べることになってしまって。周りのみんなは「もったいないよ」「大丈夫だよ」と勧めてくれるので、食べつつもあまり食べ過ぎないように……でもどうすれば……と、しばし葛藤しましたね(笑)。


――海だけではなく五島列島の街中が登場するので、まるで鬼頭さんと一緒に旅行をしているかのような気分が味わえました。


鬼頭:私自身楽しみながら写真が撮れたので、そんな雰囲気が出ているかもしれません。私はいつも写真を撮るとき、表情をばっちり決めてしまうんですよ。今回は素のような表情をたくさん入れられたら……と伝えたので、私の自然な表情もたくさん見ていただけると思います。


――特にご自身でお気に入りの写真はありますか。


鬼頭:表紙にも選んでいただいた、「鬼岳」という丘の上で撮った写真です。景色が本当にきれいで、まるで天国のような場所でした。丘の写真もそうですが、海の撮影の際もめちゃくちゃ天気が良くて、それぞれがいい一枚になったと思います。私は普段、撮影のときに曇りや雨のことも多いんです(笑)。今回は雲一つない快晴で、最高でしたね。


■今の仕事は飽き性の自分にぴったり

――20代最後のフォトブックということですが、鬼頭さんにとって20代はまさに激動の10年間だったと思います。


鬼頭:振り返ってみるとあっという間でしたが、おかげでとても充実した20代を送らせてもらったと思います。いろいろな仕事に挑戦させてもらい、声優の仕事も、歌手の仕事もすべて充実したまま駆け抜けることができました。


――近年はテレビ出演の機会も増えています。活動の場が広がっていることをどう感じていますか。


鬼頭:まさかこんなに、自分がいろんなことをさせてもらえるとは思いもしませんでした。子どもの頃に、声優になってやりたいと願っていたこと以上の仕事をさせていただいているので、毎日が新鮮で楽しいです。私、本当は飽き性なんです(笑)。こうやって毎日いろいろな経験ができる仕事は、自分に合っているのかな。


――鬼頭さんといえば声優界屈指の画力をお持ちです。絵の腕前を披露する機会も多いですよね。


鬼頭:今までは小さいタブレットで絵を描いていたのですが、もっとしっかりと描きたいと思って、大きめのiPad PROを買いました。やっぱり大画面の方が描きやすいしはかどりますね。イラストを描くのは、自分が楽しいからというのが一番の理由です。上手く描けた時はやっぱり嬉しい。今はまだ夢の段階ですが、いつかイラストの仕事もしてみたいですし、写真を撮る方の仕事もしてみたいです。


■これまでとは違うシチュエーションに挑戦

――鬼頭さんはご自身でも“オタク”であると公言しています。オタク的な視点から見た、フォトブックのこだわりポイントはありますか。


鬼頭:今回のフォトブックを出すにあたって、「いい写真集って何だろう?」とまずは考えました。その結果、いろんな表情が見られるのが一番いいんじゃないかなと思ったんです。先ほどもお伝えしたように、今回は素のような表情が多く掲載されているのですが……実は素の表情は恥ずかしいし自信もなかったので、今まであまり撮っていなかったんです。今回は思い切っていろいろなシチュエーションに挑戦しているので、そのあたりも見ていただきたいです。


――どんな方に今回のフォトブックを手に取っていただきたいですか。


鬼頭:そうですね……今まで出した写真集やフォトブックを手に取ってもらった人にもぜひ手に取っていただき、また違った一面を感じてほしいなと思います。


――30代に向けて、今後の活動の抱負をお聞かせください。


鬼頭:20代は本当に楽しく過ごせたので、この調子で同じように楽しく過ごせたらいいなと。写真やイラストの仕事ができたらいいなと思いつつ、役者の仕事もこれまで通り続けていきたいと思っています。実写のお芝居にもチャレンジしてみたいです。


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