都会では想像もつかないような体験が、「田舎」に住んでいると当たり前にあるようだ。投稿を寄せた40代女性は埼玉県在住だ。首都圏なので田舎のイメージは薄いものの、結構奥地に住んでいるようで、
「駅前にコンビニ、いやお店がない」
と田舎ぶりを嘆いていた。「お年寄り率が高い」というその地域は、住民の地元愛も深いのだろうか、町内会の飲酒をともなう会食では「地元中学校歌の合唱」が始まるという。(文:湊真智人)
街灯や路線バスは少ないけど精米機はたくさんある
静岡県在住の30代男性(年収450万円)の勤務先では「農産物のお裾分け」として、「兼業農家の人が果物や野菜を配っている」という。思うところをこう漏らした。
「個人的には良いとは思うが、田舎ならではの現象だと思う」
ご近所付き合いで気を使うことも多そうだが、家計的には助かるだろう。
一方、栃木県在住の50代男性(年収950万円)は「街灯が少ない。路線バスが少なく、自治体で運営している」と話し、交通の不便さがうかがえる。さらには、
「精米機がロードサイドにたくさんある」
「新聞にお悔やみ欄がある」
「国道沿いに農地がある」
と田舎あるあるを連投していた。また戦時体制以来の地域組織である「隣組」が風習として残っていると明かした。
また、三重県在住の50代女性(年収400万円)は、都会から移住してきた人のようで
「猿に会います。イタチが車の下に居ました」
「夜になると真っ暗です。助けてください」
と田舎暮らしに衝撃を受けている様子。こちらも街灯は少ないのだろう。加えてこの地域ではごみ捨てに特殊なルールがあるようで、女性は「ゴミは組長に挨拶に行かないと捨てれない」と聞いたそう。
都会に暮らす人々は自然を求めて田舎に赴くことが多いだろうが、田舎の魅力と難点は表裏一体のようだ。
※キャリコネニュースでは「田舎だなと思う瞬間」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/16D10WB0