夫の不倫が原因で離婚し、再婚したものの、また夫に裏切られたという気の毒な投稿が寄せられた。京都府の30代女性は、「再婚してもサレ妻」と自虐し、最初の夫に浮気された経緯から振り返った。
「15年一緒にいた旦那は、私が旦那の母親の介護の間にケータイゲームで知り合った女と不倫」
このとき義母は余命3か月の宣告を受けていたにもかかわらず、元夫は不倫していたというから驚く。危篤の連絡が病院から来たときにも、元夫は無断外泊していたようだ。(文:天音琴葉)
義母の介護を押し付け。そして、義母が亡くなった途端に「離婚したい」と言った夫
女性はやり甲斐を感じていたという仕事をセーブし、「週4日病院、週3日仕事をしてワンオペでの3人の子育て」を続けていた。そして、義母の余命宣告から1年後の出来事を女性は次のように回想した。
義母の入院していた病院から早朝に危篤の連絡があったとき、「結婚して初めて旦那が無断外泊した」と明かし、
「虫の知らせとは、このことかもしれない。それから通夜、葬儀、四十九日と終わり旦那から離婚したいとの申し出。呆れてものも言えない」
と続けた。元夫は、介護を女性に任せて不倫し、義母が亡くなった途端に離婚したいとは身勝手にもほどがあるだろう。妻を何だと思っているのだろうか。
その後も元夫は女性を悩ませ続けた。離婚から2か月後、友人から紹介されマッチングアプリに登録した女性。そこで知り合った現在の夫からの「熱烈なアプローチに負けて」、離婚から7か月後に再婚した。すると嫉妬した元夫から嫌がらせを受けたというのだ。
「再婚したくても上手くいっていない元旦那からの嫌がらせが始まる。そんな中、私が妊娠。元旦那の嫌がらせに職場のマタハラも続き、切迫早産からの入院、残念ながらの死産」
半年後に再び妊娠したものの、死産をきっかけに「今の旦那の態度が少しずつ変わってきた」と回想した女性。そして妊娠9か月頃、夫の浮気を確信した。二人の夫に裏切られ、
「私がどれだけ大切にしても私は大切にされなかった。ただ相手の一番になりたかった。男は結局、同じだ。そう思った」
と深く傷ついた女性。不倫された側は自尊心を深く傷つけられるのだ。だから不倫は心の殺人と言われるのだろう。
そんな女性には少なくとも4人もの子どもがおり、心の支えとなっているのではないだろうか。だが、そのなかには男の子の子どもがいるそうで、将来、夫たちのような男になって欲しくないと思っているのだろう。「この子達は相手を幸せに、一緒に幸せになれる男に育ってほしい」と祈るかのように願っていた。