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七夕賞の時より「馬体の迫力増した」 新潟記念で重賞連勝なるか

2024年08月27日 20:45  netkeiba

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レッドラディエンス(8月21日撮影、(c)netkiba)
 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が26日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。1日(日)に新潟競馬場で行われる新潟記念(3歳上・GIII・芝2000m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏は複数頭の名前を挙げたが、前走の七夕賞を制したレッドラディエンス(牡5、栗東・友道康夫厩舎)を「名馬によくみられる長躯短背のシルエット」「ひと皮剥けた印象を与えたレース内容同様に、馬体の迫力も増した」と絶賛。前回も「減点する箇所を見いだすのが難しい馬体」と表現していたが、今回も半腱半膜様筋や大腿二頭筋の立体感、前腕や胸の筋肉の充実ぶりを解説し、「前走時は仕上がり途上だったのかと錯覚するほどに、皮膚がより洗練され、腱や血管がはっきりと浮かび上がるようになった」と褒めちぎった。

 状態面も「夏2戦目でも表情に余裕があり、夏負けの兆候は見られません」と解説。さらに、「戸崎騎手が『広いコースでこそ』と話すように、本来は伸び伸びと走れる大箱向きのストライド走法」と述べて、さらなるパフォーマンスの向上も示唆した。発表された斤量は58.5kg。「ハンデが常識の範囲内なら、好走確率は非常に高い」と期待をかけた。