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歴史的名馬イクイノックスのいとこが無敗戴冠へ 札幌2歳Sでポテンシャル発揮なるか

2024年08月26日 19:45  netkeiba

netkeiba

重賞初制覇を目指すショウナンマクベス(今年6月撮影、ユーザー提供:つんさん)
 名馬イクイノックスのいとことなるショウナンマクベス(牡2、美浦・武市康男厩舎)が、札幌2歳ステークス(2歳・GIII・芝1800m)で無敗戴冠を狙う。

 ショウナンマクベスは父リオンディーズ、母ウインフロレゾン、母の父フジキセキの血統。半兄のスタッドリーは21年の若葉Sで3着、昨年のケフェウスSで2着など、オープンで活躍した。また、いとこのイクイノックスはGIを6勝した歴史的名馬だ。昨年のセレクションセールで7000万円(税抜)で取引された。

 6月東京の新馬(芝1600m)は6番人気の低評価に反発するかのような逃げ切り。好スタートから押し出されるようにハナに立ち、最後までバテることなく押し切ってみせた。展開利があったことは確かだが、良血らしいポテンシャルの持ち主といえる。

 今回は一気の相手強化、さらには控える競馬となった場合にどうかの課題もあるが、血統的に距離延長はプラス。新馬戦に続き、高配当の使者となることを期待したい。