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カシオ計算機が色褪せに強いTシャツ「GXFAB」を開発、ファッションディレクターの山口壮大が参画

2024年08月26日 12:01  Fashionsnap.com

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 カシオ計算機が、「Gショック(G-SHOCK)」ブランドの事業領域拡張の可能性を探るプロジェクト「G-EXTENSION PROJECT」の一環として、Gショックの開発思想を受け継いで製作した色褪せに強いブラックTシャツ「GXFAB」を発売する。8月30日からカシオの公式オンラインストアで取り扱う。

 GXFABは、「腕時計は衝撃に弱く壊れやすい」という常識を覆し、品質と技術の追求を続けてきたGショックの開発思想に基づき、「黒い服は色褪せる」という常識を破り、色褪せない究極の黒を目指したアイテム。 開発チームにはファッションディレクターの山口壮大を迎え、2年以上の期間を費やし、カシオの厳しい基準を満たすオリジナル生地を糸の段階から開発。Gショックブランドの「タフネス」と「ロングライフ」を落とし込んだ。
 同社は、同Tシャツの生地の耐薬品性試験と耐光堅ろう度試験を実施。耐薬品性試験では、塩素系漂白剤の原液に一定時間漬け、一般的な生地に比べて色落ちに強いことを、耐光堅ろう度試験では試験機で10年分に相当する日光を照射し、長期間太陽の光にさらされても色褪せに強いことを確認した。また、様々な強度試験を経て、耐摩耗性や耐伸縮性、首回りの耐久性も兼ね備えている。そのほか、首回り部分は伸びを軽減するタコバインダーを採用し、リブ幅を太い30mmに設定したほか、首、袖、裾回りの要所にダブルステッチを採用し、縫製強度を向上。糸は原料の段階から顔料を混合し紡糸された原着糸で、糸に特別な加工を施すことで綿のような風合い、着心地を実現したという。Tシャツは、20番手双糸を使用した10.2オンスの厚手生地で、シンプルながらもトレンド感のあるボックスシルエットに仕上げた。アイテムは半袖(1万2100円)とロングスリーブ(1万4850円)の2型展開で、それぞれからS、M、L、XLの4サイズを用意する。

◼️カシオ:公式オンラインストア