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相棒に塩野瑛久、井浦新&工藤阿須加らも出演 菜々緒主演「無能の鷹」

2024年08月26日 05:31  cinemacafe.net

cinemacafe.net

「無能の鷹」
菜々緒主演の新ドラマ「無能の鷹」に、塩野瑛久、井浦新、工藤阿須加、さとうほなみ、高橋克実が出演することが分かった。

本作は、超有能そうな見た目なのに、衝撃的に無能な菜々緒演じる鷹野ツメ子が、「無能ですが、何か?」と潔く生きる、従来のお仕事ドラマとは一線を画す新時代のお仕事ドラマ。

大河ドラマ「光る君へ」での一条天皇役が話題となった塩野が演じるのは、鷹野と同期のひよわすぎる新入社員・鶸田道人。努力家で有能なサラリーマンながら、第一印象が最弱。その気弱そうな雰囲気と態度、そしていざとなるとおなかが緩くなる気弱な体質が災いして、取引先に無能となめられてしまい、どうにも実績がついてこない。しまいには、鷹野の世話もする羽目に。やがて“有能に見える女”と“無能に見える男”の最強タッグが、なぜか大口の契約を成立させることに。

出演にあたって塩野は「今作で大笑いできる人もいれば、憧れの気持ちで観る方、いろいろな見方ができる作品だと思います。鶸田は一種のストーリーテラー。その鶸田の弱い部分、前に出られない部分に共感してくださる方がいればうれしいです。ぜひ、応援してください!」と呼びかけた。

井浦が演じるのは、鷹野の指導係に任命された心優しきベテラン社員・鳩山樹。いい人すぎて面倒な得意先にも絡まれたり、社内でも貧乏くじを引くことばかりだが、文句を言うこともなく黙々と働いている。鷹野に対しても、良いところを見つけて褒めて伸ばそうとしたり、諦めるなと激励したり、心優しいがゆえに苦悩の日々を送ることに。どう考えても一番良いやつな鳩山だが、会社で評価されない。そしてそれが社会。そんな社会の歯車を代表するかのようなキャラクターだ。

井浦もまた「がんばっている方、がんばることが苦手な方、どの視点から観ても楽しめるドラマになると思いますし、今の世の中に一石を投じる作品になると思います。一生懸命生きている皆さんがひと息つけて、『鷹野みたいにマイウェイでいいんだ!』と感じてもらえたら…お楽しみに」と視聴者へメッセージを寄せている。

そして、鶸田の指導係で、恐ろしく要領がよく、危機回避能力の高い“根回しの鬼”雉谷耕太を工藤。野望と愛欲にまみれた“会社員ver黒革の手帖”を操る社内CIA・鵜飼朱音をさとう。鷹野をうっかり採用してしまった戦犯、ありがとうとごめんねが言えない老害部長・朱雀又一郎を高橋が演じる。

原作を読んでいたという工藤は「参加させていただけることに感謝しています。今回、僕が演じる雉谷は、いろんな顔を持っている人間だと思うんです。日常生活で、同僚、友達、家族と、見せる顔はそれぞれ違うように、そういうところを上手に取り入れて、大事にしていきたいですね。心は全力! でも60%くらいの力で…を胸に(笑)、自分自身も楽しんで演じていければと考えています」と意気込み、さとうは「撮影1日にして、すでにチームができあがっている気がしていますので、きっと面白い方向に転がっていくのだろうなと期待があります」と話す。

高橋は「ひとくくりにコメディではなく、とても深い作品だと思っています。ぜひご家族で視聴していただき、幅広い世代に楽しんでほしいです」と語っている。

今回の発表に菜々緒は「本当に素敵な俳優陣の皆さんが勢ぞろいしてくださいました。いよいよ撮影も始まりましたが、現場は『こんなに楽しくていいの?』と思うほど充実した日々。原作を大切に、全員でドラマならではのストーリーやキャラクターを作って行く作業にワクワクしています。本当に皆さん、原作から飛び出てきたみたいなんですよね!視聴者の皆さんにどのように受け入れていただけるか、反応を楽しみにしています」とメッセージを寄せた。

「無能の鷹」は10月11日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送予定(※一部地域を除く)。



(シネマカフェ編集部)