『第106回全国高等学校野球選手権大会」の決勝戦が23日、阪神甲子園球場で行われ、延長10回タイブレークの末、京都代表・京都国際が東東京代表の関東第一を、2対1で下し、初優勝を決めた。
【写真】2006年甲子園決勝で引き分け再試合を経験した“ハンカチ王子”こと斎藤佑樹 9回を終えて0対0の熱戦に、SNSの大盛り上がりをみせていたが、延長10回に、タイブレークのため無死一、二塁から攻防が始まり、この回で雌雄が決すると、SNSにはさまざまな意見が上がった。
その多くは、「個人的には甲子園のタイブレークはモヤる」「高野連さん、決勝はタイブレークなしにしましょうや この展開のタイブレークは最悪ですよ」「甲子園決勝、タイブレークで押し出し1点とか…バッテリーへの負担ハンパないシステム…ピッチャーは今までの蓄積された疲労もあるし…」「決勝ぐらい、タイブレーク止めたらいいのに!こんな負け方、納得いかんわ、是非考え直して欲しい」「盛り下がるから準決勝からタイブレークなしにして欲しい」「決勝はタイブレーク無い方が良かったなあ」など、”決勝戦にタイブレークは必要なのか”というもの。
一方で、「タイブレークおもろいなー!あのひりひりする感じたまらん!」「2006年決勝引き分けて再試合って話聞いたらタイブレーク導入はええんちゃうかなと思った 死闘すぎる」と、試合の面白さや、選手への負担を考え、タイブレークを肯定する意見も。また、「見てる側の自分はタイブレーク制はない方がいいと感じたんだけど選手達はどう思ってるんだろうか」と、実際にプレーする選手の声を聞きたいという意見もあがった。
高校野球では、2018年から延長戦のタイブレーク制を導入。当初延長13回からだったが、2023年度に規則を改正し、延長10回から適用されることになった。