舞台『フルーツバスケット』の完結編となる「舞台『フルーツバスケット The Final』」が、2024年10月18日から27日にかけてヒューリックホール東京にて上演される。このたび新たに、倉伎真知役・堀内まり菜、草摩楽羅役・関根優那、草摩杞紗役・鎌田英怜奈、草摩燈路役・陣慶昭、草摩依鈴役・志田音々、真鍋翔役・広井雄士らのソロビジュアルが公開され、これで全16名のビジュアルが出揃った。さらに、チケットのプレイガイド先行抽選受付も開始された。
『フルーツバスケット』は、白泉社「花とゆめ」にて1998年から2006年まで連載された高屋奈月による少女マンガだ。コミックスは全23巻、愛蔵版は全12巻が刊行されており、その全世界での累計発行部数は3000万部を突破する。連載が終了し、10年以上経った今でも多くのファンに愛され高い人気を誇る。
2019年4月より新たなスタッフとキャストにより全編がアニメ化され、足掛け3年にわたりテレビ東京ほかにて放送された。そして2022年2月には、TVシリーズ総集編に新作映像を加えた『フルーツバスケット-prelude-』が全国の劇場にて上映された。舞台は2022年3月に行われた第1弾を皮切りに、同年10月に第2弾が上演されており、このたびの「舞台『フルーツバスケット The Final』」で物語が完結を迎える。
唯一の家族である母親を亡くした本田透は、由緒正しい草摩家の敷地でテント暮らしをしていたことが縁で、家主である草摩紫呉、同級生の草摩由希、草摩夾と一緒に住むことになった。ところが、その草摩家は何百年も前から代々十二支の呪いに縛られていた。
透は呪いを解こうと奔走するも、解決の糸口は全くつかめない。それどころか、透は草摩家の当主である草摩慊人が女性だったという最大の秘密を透は知ってしまい……というところから、「舞台『フルーツバスケット The Final』」の物語は始まる。