トップへ

恋活・婚活マッチング「ペアーズ」、マイナンバーカードでの本人確認サービス導入

2024年08月22日 16:53  ORICON NEWS

ORICON NEWS

恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」マイナンバーカードでの「本人確認」利用方法
 恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営するエウレカはきょう22日より、マイナンバーカードの公的個人認証サービス(以下、ICチップ読み取り)を利用したオンライン本人確認のサービスを開始した。

【画像】取得「する・しない」情報取り扱いの解説

 ICチップ読み取りには、ポケットサインが提供する本人確認サービス「PocketSign Verify」を採用。ペアーズのアプリ内で本人確認の操作フローを完結することでシームレスなユーザー体験を提供する。

 マイナンバーカードでの本人認証の方法は、アプリ内「マイナンバーカード スキャン認証」を選択し、マイナンバーカードのパスワードとカード記載情報(生年月日、有効期限の西暦、セキュリティコード)を入力する。その後、スマートフォンにマイナンバーカードをかざすと、本人確認が完了する。公的書類や顔写真の撮影が不要となり、認証が完了すると本人確認バッジを取得できる。

 ペアーズでは、「生年月日」「性別」「顔写真」を公的データとして取得して本人確認に利用するが、行政サービスに利用される「マイナンバー(個人番号)」は一切使用せず、入力したマイナンバーカードの暗証番号は保存しない。また生年月日の情報は、インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律で事業者に義務付けられている、利用者が児童ではないことを確認する目的で取得し、18歳未満の未成年者によるアプリ利用を防ぐ。

 ペアーズではこれまでにも、従来の写真撮影による本人確認書類として、マイナンバーカードが多く利用されていたという。