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「ワンダンス」25年TVアニメ化! 五輪の“ブレイキン”でも話題のストリートダンス×恋愛描く

2024年08月21日 18:51  アニメ!アニメ!

アニメ!アニメ!

TVアニメ『ワンダンス』原作者・珈琲お祝いイラスト(C)珈琲・講談社/ワンダンス製作委員会
「アフタヌーン」にて連載中の“ストリートダンス×恋愛”マンガ『ワンダンス』がTVアニメ化され、2025年に放送されることがわかった。マッドハウスとサイクロングラフィックスが制作を手掛け、ダンスプロデューサーとしてRIEHATAも参加する。アニメ化を記念し、原作者の珈琲よりイラストとコメントも到着した。

『ワンダンス』はシリーズ累計発行部数が90万部を突破する、珈琲が講談社の月刊コミック誌「アフタヌーン」にて連載中の“ストリートダンス×恋愛”マンガだ。自分の気持ちを上手く表現できない吃音(きつおん)症の高校生・小谷花木(こたにかぼく)が、人目を気にせずダンスに没頭する同級生・湾田光莉(わんだひかり)に惹き込まれ、言葉の要らない“フリースタイル”なダンスの表現に挑んでいく姿を描く。

大胆で迫力あるダンスシーンに加え、繊細な人間模様や甘酸っぱい恋愛描写が人々の胸を掴む。日本のみならず海外でも高い人気を誇り、10もの言語で出版されている。北米のマンガ賞「You Should Read This Manga 2023」においては「アニメ化を期待する作品」として賞を受賞するなど、国内外のファンから映像化を待ち望む声も多く上がっていた中で、このたび待望のアニメ化が実現した。

本作でも登場するダンスジャンル“ブレイキン“は、先日行われたパリオリンピックの新競技として採用され、日本代表の湯浅亜実(AMI)選手が金メダルを獲得したことでも知名度を高めたばかり。ストリートダンスに注目が高まる中、アニメ化は大いに期待を集めそうだ。

TVアニメの制作は、世代を超えてアニメファンの支持を集める老舗大手のアニメーションスタジオ・マッドハウスと、VFXやCGなどを駆使したデジタルアニメーションを得意とするサイクロングラフィックスが手掛ける。そのほか、BTSなど数々の有名アーティストの振付も担当する世界的ダンサー・RIEHATAをダンスプロデューサーに迎え、未だかつてない本格的なダンスアニメーションに挑む。

またアニメ化を記念して、原作者の珈琲よりお祝いのイラストとコメントも寄せられた。イラストは小谷花木と湾田光莉の躍動感あふれる2ショットを描いたもの。イエローを基調としたスタイリッシュなデザインが、『ワンダンス』らしいクールな仕上がりだ。

このたびのTVアニメ化発表に伴い、公式SNSおよび公式サイトがオープン。公式X(旧Twitter)ではアニメ化を記念して、珈琲への質問キャンペーンも実施される。また、8月22日にはコミックス13巻が発売を迎え、さらに23日に発売される「アフタヌーン」10月号では本作が表紙を飾る。躍進を続ける『ワンダンス』から目が離せない。

<以下、コメント全文掲載>

原作者:珈琲

漫画は音が出ないし動きもしない。
その代わり、実際のダンスや音楽には無い別の長所がある。
それは「読者の想像力の中で動きや音を補完してもらえる」という点。
場合によってはそれは実際に観たり聴いたりするよりも感動を覚えるかもしれない。
今回映像化するにあたって、ある程度実際に動きと音が付くことになる。
そこで現実的に忠実な見え方を再現しようとすると、漫画の映像化という意義があまりなくなってしまう気がするので、実験性、即興性をもってケレン味たっぷりに遊んでいただき、想像してなかったような映像を作り上げていただけたら大変嬉しいと思います。
皆さんにも楽しんでもらえたら嬉しいです。


■TVアニメ『ワンダンス』
2025年放送開始
アニメーション制作:マッドハウス×サイクロングラフィックス
ダンスプロデューサー:RIEHATA
原作:珈琲「ワンダンス」(講談社)
(C)珈琲・講談社/ワンダンス製作委員会